「ときわ湯」に行くために阪神御影まで南下した私。
東灘区には、阪神沿線の銭湯がもう一軒。「幸福温泉」さんである。
普段阪神電車には乗らないので、スタンプラリーの為ならば一気に回ってしまおう。
目指すは阪神電車「青木」駅。
コレ、「あおき」ではなく、「おおぎ」と読む。知らないと読めないぞ。
駅を降りると、なんだかピカピカ。イメージ的には「尼崎センタープール」のように高架化して馬鹿でかい感じ。どうやら青木駅はつい最近高架化したばかりのようだ。
その青木駅、南口を出て東側に向かって歩いていく。噂によると「線路から見える」とのことなので、線路沿いにあるのだろう。
3分かからず、「らしきもの」を発見。
どうやらマンションの1階部分が銭湯になっているようだ。
入口は分かりやすく、どっかの銭湯にもかかっていた暖簾が掛かっている。
エントランスが妙に広い。温泉旅館のような空間だ。ロビーにマッサージ椅子が置いてあることも、更に温泉旅館的な雰囲気を醸しているのだろうか。
さて、フロントで入湯料を支払い、いざ内部へ。
中は至って普通の銭湯である。
そういえば、面白いなあと思ったのは、部分的に腰掛が「タイルで作られた固定式」になっていることだ。尼崎にある泉温泉と同じ様式。こうすれば、イス争奪戦とは無縁だ。タイルのイスに長時間座り続けるのがしんどい人は必然的にマット持参。また、普通の腰掛イスを使えるゾーンもあるので、体格に合わせて使うカランの場所を決めるのだろう。
そういえば、関西のお風呂にしては珍しく、奥の壁にタイル絵が描かれていた。鶴がいたなぁ。大阪神戸のお風呂はあまり壁に絵を設ける習慣が無いようで、たまに絵がある銭湯に行くと「おっ」と思う。
奥にガラス張りのゾーンがあったので、スチームサウナと思いきや、露天スペースだった。薬湯になっているが、ここは露天風呂が割と熱め。内湯の浅風呂なんかの方がぬるくてゆったり入れる。
水風呂は出入口付近にどどーんと。でかい、4人くらい同時に入れそう。
ただし、あんまり冷たくはない。22度くらいだろうか。
そして、この日はサウナは入らなかったが、たまーにある「脱衣所にサウナ入口」のスタイル。十三の宝湯とかそうですな。
なので、水風呂に入るときには、サウナ→脱衣所→浴場に入って水風呂、のルートになる。
ここも、地元のお客さんで賑わっている。活気のある銭湯、いつまでも続いてほしい。
幸福温泉
神戸市東灘区青木5丁目15−10
営業時間 14:00-22:30
定休日 金曜日
アクセス 阪神電車「青木」駅より東側に徒歩約3分
サウナ 有り(別料金)
水風呂 有り
シャンプー石鹸 備え付け無し