サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

ニュウヨーク出張:大内温泉(神戸市灘区)

地元ではないのに、六甲にはよく行く。それは、素晴らしい銭湯がたくさんあるからだ。歩いて行ける範囲によくまあこれだけ、と感心するくらい銭湯がひしめいている。しかも以前はこれより更に多かった。

(私が気が付いているだけでも2軒、廃業した跡が六甲エリアにある)

さぞかしや、競争が厳しいだろう、とは思うのだが、現存しているそれぞれの銭湯は、それぞれの独自の持ち味で固定ファンがいることは想像に難くない。

今日はその六甲エリアで唯一未訪問だった大内温泉に行ってみることにした。

先日アタックしかけて定休日だった、とガックリしたばかりなので、気が変わらないうちに、ということもある。

 

sabasabadays.hatenablog.jp

 

何処にあるのか、と聞かれて一番分かりやすく説明するならば、「灘温泉水道筋店をそのまま南下したところ」というところだろうか。

なので、駅からのアクセスはそんなによろしくない。灘温泉は駐車場があるけれど、この大内温泉は駐車場は期待できないんじゃなかろうか。

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マンションの1階がお風呂屋さんになっている。一応、フロント式ではあるけれど、ロビー部分はとっても狭い。男湯が右、女湯が左側だった。

中に入ると、カランが壁に沿って並んでいる。右側5つ、真ん中の島に、3つ×2、左側は4つ、そして一番手前には立って浴びれるシャワーが付いている。

洗い場のシャワーは固定式。タイル張りで、ちょっと年季が入っている感じ。

また、お風呂はど真ん中は通路で、右側がジェットのついたぬる目の浅いお風呂(ここ快適だった)、左側が深めのお風呂と浅いお風呂、奥に電気風呂と水風呂、その隣にサウナ、という構成。

ここはナニワ工務店の設計じゃあなさそうだ。最近見慣れた「湯あそび広場」系のお店の雰囲気は無い。壁のタイルも長方形の薄いグリーンで、心が落ち着く。

土曜の晩8時にお邪魔したが、利用客は最初は私以外は地元の方と思しきマダム1人だった。いろんな意味で大丈夫か心配になってきたが、後半はポツリポツリと若い方も含めてお客さんが増えてきて、4人くらいになったので、地元密着型の固定層がいる銭湯だということが体感できた。

大内温泉の魅力は個人的にはサウナだと思う。

なんと、入湯料金のまんま、追加無しでサウナに入れてしまう。これは、サウナ好きの人には結構嬉しいサービスではなかろうか。

しかも、そのサウナ、改装しているようで、結構キレイなのだ。木の匂いがちゃんとしている。4人入れば満員になってしまうサイズだけど、なにせお客さんが4人、というくらいだったので、今日のところは貸切状態だった。

そして、サウナのコンディションがまたいい。テレビ無し、ラジオも無し。85℃ちょっと超えのしっかり温まる温度設定なので、8分くらい居れば充分。水風呂はドア出てすぐ隣なので、動線も良し。

水風呂はちょっとぬるかったけれど、我慢できないほどでは無い。20℃は超えている、21どくらいだろうか。お一人さまサイズだ。

そして、ここでとんでもないモノを目にする。

ここの水風呂専用専用桶は、「あの」白ケロリン桶なのだ。

最初は使い過ぎで色褪せしたのかと、二度見した。その後、桶を手に取ってじっくり見ると

うっすらと入っている「浴場用」の文字。間違いない、これはレアアイテムの白ケロリンだ。

というわけで、決してアクセス良好とは言えないが、それをおして訪問する価値がある。

ちなみに、これで現在営業中の灘区の銭湯は全軒制覇したことになる。

 

大内温泉

神戸市灘区大内通2−1−1

営業時間 15:00 −23:00

定休日 水曜日

サウナ 有り(心地よいドライサウナが追加料金無しで入れる!最高!)

水風呂 有り (そんなに冷たくはない。逆に水風呂嫌いの人でも抵抗が無いかも)

シャンプー石鹸 備え付け無し(持参かフロントで購入を)

備考

フロント前のドリンク冷蔵ケースには、神戸ご当地ものの「アップル」が入っていた。