今年だけは祝日な今日10月22日。
個人的には4連休の最終日。
相棒が「美術館行こうぜ〜」というので、大阪・中之島までお出かけ。
国立国際美術館で開催中の「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」を見に行く。
今年は日本-オーストリア(ってことはハンガリーもね)外交樹立150年記念イヤーだそうで、あとはウィーンの博物館が現在改修閉館中、なので暫くコレクションが世界を廻って日本で(も)一稼ぎ…ということのようだ。
朝一番だったけれど、意外にビジター多くてちょっと驚いた。
展示品も絵だけじゃなくて工芸品も結構来ている。ただ…クリムトやエゴン・シーレを見たい、と思って行くと作品少ないし、「展示のごく一部」だからちょっとガッカリするかも。あくまでウィーンの芸術史を概観すると思ってみるととても面白い。マーラーの葬儀の絵とかも出てくるので。
展示を見終わったら昼だった。ランチをどうしようかと思っていて、当初は大阪第3ビルの地下にあるうどん屋に行こうと思っていた。
しかし。通りがかりのダイビルの中に、「結構評判良くていつも並んでるラーメン屋がある」との相棒情報。今日なら休日だし、オフィスの人も居ないから、楽に入れるんじゃね？と(甘い)期待を持っていざ現場へ。
…甘過ぎた。ランチ時ピークタイム、ということを差っ引いてもビックリするくらい、15組くらいは並んでいる。いつもなら相棒が「他所当たろう」とすぐに並んで待つのを拒否するのだが、今日は何故か待ち提案に同意してくれた。
2人して大人しく読書しながら(それも「任侠●●」シリーズ)待つこと50分。
ようやく席に案内された。
ラーメンと、白ごはん、更に2人でシェアするように餃子と別皿のチャーシューも頼んだ。
こんだけ待たされてるんだから、ショボいの出てきたらタダじゃ済まないぞ、と若干の狼煙を上げつつ…
程無くして着丼。
かなり空腹になっていたこともあって、シビアな感覚で味わったが、文句つけようの無い美味しさだった。1時間待たされても文句言えない。
普通、ラーメン何種類、とか、メニュー色々有ると、「ラーメンはいいけど餃子はねー」とか、「炒飯は美味しいけどラーメンの麺はイマイチ」とか、絶対あるのに、ここの店、死角が一切無かった。
ラーメン本体は勿論、餃子もちゃんと餃子屋顔負けの完成度だし、何よりチャーシューだけでご馳走さまなくらい幸せになれる。
これでMサイズ。2人でシェアするも良し、1人でビールのアテにするも良し。
ちなみに、我々は「ついでに」たまたま寄ったけど、それ以外の人たちはほぼ100%、このラーメンを食べるため(だけ)に、わざわざ繁華街から遠く離れたここまでやって来てるってことだよなぁ、ご苦労さまだわ…
注:世界一番暇なラーメン屋、というのはれっきとした店の屋号。店名に偽り有りまくり(笑)
