夕方近くなると、「今日は何処の風呂に行こうか」の考えばかりが頭を巡る(苦笑)。
ニュウヨーカーなだけならば「おとめ塚」一択なのだが、最近サウナに入りたくて仕方がない。それもガッツーンと熱くなれる、ガス式遠赤外線、90℃超えがいいなぁ。
となると、何処に行くか悩んでしまう。
他のオプションとしては外気浴できるのがいいし、炭酸泉も欲しい…
悩んだ末、今宵は灘区の大内温泉に初参戦だ!とアタックを仕掛けることにした。
最寄駅はJRの摩耶駅らしいのだが、ま、阪急王子公園で降りてまずは夕食を食べてから腹ごなしに歩こう、と画策していたら。
今日水曜は大内温泉、定休日だということに晩ごはん食べてる最中に気付く、という愚かさ。
さてそこから計画の練り直し。
色々考えた。なんか、「初訪問」に囚われていた感もある。
でも、冷静に考えたら今いるのは灘、そして遠くに行けば移動時間かかる=サウナタイムが減る。
という訳で、「歩いて移動できてサウナも楽しめる」=灘温泉に決定。しかし灘温泉を「消去法」で選ぶなんて贅沢だな…
さて、今日は驚くほど入りたては人が少なくてのんびり入れた。源泉もサウナも足伸ばし放題でリラックスできた。
そして帰り道。
ふと、こんな看板が道中で目に入る。
うわ、此処がかつての篠原温泉!
店を閉めて少し経つけれど、建物と看板はまだ残っている。
外観はこんな感じ。
六甲は銭湯激戦区で、徒歩圏内に何軒あるんだ、というくらいまだ銭湯がある。
しかも結構な比率で素晴らしい温泉なもんだから、ユーザーとしては嬉しいけれど、経営する方は大変なんだろうな…とついぞ考えてしまう。
篠原温泉、どんなお風呂屋さんだったんだろうなぁ。