サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

ニュウヨーク出張:神徳温泉(大阪市旭区)

私の行動範囲は阪神間がベースで、大阪は梅田に行くくらい。なので、大阪市旭区?何処だそこ、というくらい完全アウェイな場所である。

 

しかし、ストロングなサウナ、ストロングな水風呂があると来れば試したくなる。

一応私はサウナーではなくニュウヨーカーということは心得ている。

 

ここの銭湯は例によって「温泉」は屋号。だけど、湯水はオール軟水だそうで、かなり肌にマイルド、それも魅力、ということならばニュウヨーカーも放っておけない。

土日祝日ならば、大阪メトロ「エンジョイエコカード」を使えば600円で乗り放題だ。

 

地下鉄谷町線に乗って、「千林大宮」に向かう。東梅田から12分。この辺りの谷町線は駅名の四文字熟語が続いている。野江内代関目高殿、そして千林大宮

おそらく、駅を挟んで2つの地域があって、片っぽの名前だけじゃ満足しないから、ということでこうなってるのかなぁ。

千林大宮、改札は1カ所しかない。地下からの出口は2を使う。千林商店街「ではない」側に出る。

そっち側はアーケードの付かない商店街が続いていて、3分も歩かずに到着できる。

「雨でも濡れない」をお好みなら、石橋の平和温泉に軍配が上がる。

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商店街から右にちゅいっと入ると、そこが今日の訪問先、神徳温泉。

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いやー、ここは賑わっている。

入口の下駄箱が壮観っていうの、久々に見た。

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 この下駄箱の具合から見るに、さぞ現代でも流行っているのだろう!期待が高まる。

入口すぐそばの券売機で「サウナセット」券(大人1名:620円)を購入して入場。フロントのマダムからピンクのバスタオル、更に女性だけはお尻に敷く用のサウナマットタオルを渡される。

で、いざ風呂場に。細長く奥に連なる鰻の寝床スタイル。手前にミストサウナ、そして左の壁沿いにズラリとカラン。右側は各種の浴槽。露天風呂が半円のガラス張りになっている。ドライサウナは一番奥に配置。

なんか、入った瞬間に「ここ、ええわ〜」と気に入った。まさに、スーパー銭湯じゃない「スーパー」な銭湯。

カランのところのシャワーが固定式なのも萌える。

今日はドライサウナ目当てで来たので、身体を洗っていざ出陣!

奥のドアを開ける。広い!10人は余裕で座れそうなサウナルーム。既にタオルマットが敷いてあるが、中の皆さんはその上に更にピンクのレンタルバスタオル、これまたレンタルのサウナマットタオルを重ね敷きしているので、剛に従う。

ちなみに、中は今まで経験したことのない暑さ(何処ぞの天気予報みたい)。温度計は104℃を指している。女性用のサウナは余り高温になっていないところも多い中、ここは徹底的にストロング、容赦無い。

中にはテレビが小さめの音量でかかっている。照明も暗めなので、フィンランド式が好きな人にはとても向きそうだ。あ、12分計は無く、5分の砂時計が3つ設置されている。

しかし、この容赦無い熱さは流石だ。5分いるともう限界。横の水風呂に入ると、これまたキンキンを通り越してギンギンに冷やされた水が気持ちいい。

サウナーのツボを押さえている設定。そして隣の引き戸をカラカラ…として露天風呂ゾーンで外気浴。最高のセッティングだ。

サウナーさんは大喜びだろうけれど、各種のジェットも取り揃えている美人の湯なので、ニュウヨーカーとしても文句無し。

これは、再訪しちゃうな、きっと。

神徳温泉

大阪市旭区大宮3-6-19

営業時間 6:30-2:00

定休日 無し(基本、年中無休)

アクセス 大阪メトロ谷町線千林大宮」駅から徒歩3分くらい

サウナ 有り(スチームサウナは無料、ドライサウナは200円。いっぺん体験する価値有り!)

水風呂 あり スチームサウナとドライサウナ両方とも隣に有る。ドライサウナの横の水風呂の方が冷たい。

シャンプー石鹸の備え付け 無し(フロントで買える)

備考

水が軟水なのでとても気持ちいい。

ロビーに軽食スペースがあって、ソフトクリームやうどん蕎麦のレベルは食べられる。地サイダーの取り扱いも有り。