午後休からの通院。
本当はもう少し早く帰宅したかったが、職場や道中で野暮用をこなしていたら、家に辿り着いたのは14時過ぎ。
一応、「出て行く準備」をしてからソファで横になる。先に出かける準備をしておかないと、たとえ昼寝でも、起きたては辛いのでまともな支度ができない可能性があるのだ。
そして不思議なのは、昼寝でも熟睡してしまう。朝方一旦目が覚めるとそこからは深い眠りにならない最近だが、昼寝で熟睡するのは、それだけ制動力や緊張が緩む(或いは限界まで溜まっている)ということなのだろうか。
1時間弱の休養の後、病院へ出かける。午後診開始して暫く経った時間帯に着くので、一番乗りレースが終わって待合も静かだろう、と予想していたら…甘かった。未だかつて見たことが無いくらい人がいた。全ての椅子が埋まっていて、座るところが無いくらいだった。ただしかし、「静か」なのは間違っていない。そういえばここの病院は待合が静かだ。患者さんが待合で喋っていることはほとんど無く、ごく小さな音で流れている室内楽の音楽だけが耳に入る、というのが常だ。
待合が激混みだったが、実は「付き添い」なのか何なのか、呼ばれたら2人で診察室に入って行く人たちが続いた。まずはシニアのご夫婦…だろうか。恐らく70代後半はいってる感じ。5分ほどで診察終了。程なくして、20代前半くらい、フリーターか学生か…という感じの兄ちゃんと、母親と思しき2人組が入室。このペアも5分少々で出てきた。
そしていよいよ私の診察順が回ってきた。
「調子はどうですか…」から始まるいつもの問診。
まあ、忙しくなっているけれど、ぼちぼちやっています、と答える。
「テキトーに、いい加減なくらいにやるのが一番ですよ、人の仕事奪ってまでやるとかはしないで…」と先生仰るのだが、いやいや、人の仕事奪うどころか、誰か私の仕事奪ってくれ、というのが正直なところだ(苦笑)。
最近、寝つきは悪くないけれど、朝方の眠りの浅さ、それに伴う睡眠不足(脳が休めていない)のが気になっている、と話したら、
「…今半錠飲んでいる薬を増やしてみる?」と言われた。
ただ、薬量を増やして朝、それも仕事時間まで眠気を引きずるのは困る、という至極真っ当な申し入れも忘れない。
結局、「半錠→一錠全部に増量、早めに飲む」という方向になった。
実はこれまであまり服用してこなかったが、安眠のために晩9時くらいに飲んでおくとするか。