昨日の職場は、怒涛の忙しさだった。
水曜のうちから、現場仕事担当の同僚たちとはそんな気配になることを示し合わせていた。
そして、タンタンフィーバーの高揚の中、その同僚からLINEもやってきて、「明日は朝からひっちゃかめっちゃかの大忙しになる」という話題で合意。
予告、覚悟の上で職場に行ったが、当初の「織り込み済」以外にも対決しなければいけない事項があって、てんてこ舞いの1日だった。
ところが。
現場では「未解決事項」がポツポツあったので、定時までに全てが終わらず、そのことを知った上司はおかんむり。個人的には、「私達じゃ勝手に判断できない、決められないことがあって、『偉い人』が帰ってくるのを待っていたらこの時間ですよ(ただし、他のことはやってますよ)」という状態だったので、事態の全容を把握しない前に一方的に勘違い含めて怒られてもなあ、という感じでもあった。
とりあえず、「今やれすぐやれ」に少しでも応えるべく、なんとか対応して1日を終える。
上司台風の渦中に突っ込まれたAさんを気遣って、途中まで御一緒することに。恐らく、Aさんは今の部署にまだ慣れてきっていないし、社会復帰リハビリ中で、頭もそんなに素早く回らないことが予想できた。私だって、去年社会復帰して半年くらいは、考えたり行動したりを考えるのに凄く手間取ったし、これで良いのかなあ、と決断した後は頭が痛くなったりしたものだ。ただでさえああいう「今やれすぐやれ」を自分のペースで要求する上司なので、「巻き込まれなくていいので」とAさんに慰めの言葉をかける。
そんなことがあったからか、週末の今日、また「動かなく」なった。前もいつもなるけれど、「電池が切れた」という表現になる。熱や病気でなくても、「何もできない」「何もする気が起こらない」状態。座っているのもしんどいので、ベッドで横になっている。テレビも見るのが億劫だ。第一、テレビに映る人の声が耳に障る。
昼の2時から久しぶりの鋸挽道場なので、サボるわけに行かないから45分行ったけれど、帰ってきたらそれもエネルギー消耗だったのか、パッタリと倒れてしまう。
本当は夕方、大阪に出て久しぶりの庶民派洋食屋でオムライスにありつき、下町銭湯でがっつりニュウヨークを楽しみたかったのに、その欲望に向かうこともできなかった。
大抵、食い意地が張っているので、「旨いもの食べに行く」は私のなかでは行動の原動力になるはずなのに、それでもダメで、ほぼ1日ひっくり返っていた、というのは6月、私の苦手な季節ゆえか。