街場の銭湯が好き、と言っておきながら、久々の新規出張がスーパー銭湯…むむ、矛盾してる…けど、コレには理由がある。
1.関西ウォーカーの増刊号でいっぱい入手した割引クーポンを使ってみたい(→掲載されてるのは基本スーパー銭湯なので)
2.ここ最近雨が酷いので、ついクルマで出かけたくなる→街場の銭湯はあんまり駐車場無いのよね
という訳で、雨も降っているので、クルマで訪問したよ、みずきの湯。
場所は阪神「尼崎センタープール」目と鼻の先。だから、電車でも来ようと思えばアクセス可。ちなみにセンタープールは泳ぐところではなく、競艇場。
とりあえず、駐車場はかなり広い。ただ、土日はそれに増して来場者が多いらしく、かなり混み合うとか。
とりあえず、車を停め、入店。靴を脱いで受付へ。
此処は靴箱のカギにバーコードが付いてて、それで最後精算。あと大事なのは、駐車券は必ず受付の時に提示しないといけない。
岩盤浴の受付は奥の「総合受付」カウンターで。バーコードをピッとされて、岩盤浴着、というか、館内着とタオルのセットを渡される。
1階が岩盤浴+コミックゾーンだけど、まずは着替えないとなので、2階へ。
ロッカーはかなり広くて個数も多め。自分で場所を選べる。ここで先に汗だけ流し、軽く身体を温めてから下の岩盤浴ゾーンに行くのもいいだろう。
岩盤浴ゾーンは「エリア最大級」を謳っているだけあり、かなり充実。「八汗房」というだけあって、8種類の雰囲気の異なる岩盤ゾーンがある。
「熱波房」と呼ばれる部屋は、スタジアムサウナ並みの広さ。しかもそこでロウリュ、アウフグースが2時間に1回行われる。私たちもせっかくなので、21時からの回に参加してみたけれど、結構な人が集まり、それなりに盛り上がっていた。
あと、「大汗房」というところは高温多湿で凄い。下手なサウナより熱い。汗蒸幕を意識した内装なので、雰囲気がまたちょっと違う。
そして、大汗をかいたら、瞬間冷却できるクーリングルーム(通称:ペンギンルーム)にダッシュ。上から雪(のように見える氷?霜?のかけら)がひらひら落ちてくる。
岩盤浴目当てのお客さんはかなり多いんだろうなあ、と感じるけれど、岩盤浴料金を払わずとも、入浴ゾーンだけでもかなり満足できる。
サウナはドライサウナと塩サウナの2種類。今回は塩サウナには入らず、ドライサウナだけ試したけれど、アロマの香りや、薄暗い落ち着く雰囲気がとてもよかった。水風呂も深さは無いけれど大きいので足を伸ばしてしっかりとクールダウンできるし。
なにより、炭酸泉が大きいのが、プクプク風呂大好きな私の心を鷲掴みにしてくれる。さらにさらに、露天の奥の方に、「寝ころび炭酸泉」なるものがあるのだ。炭酸泉に半身浸かって、ぼーっと寝られる。寝落ちしてしまいそうだ。寝っ転がるならば、デッキチェアもたくさんあるし、お風呂も露天も内湯もそれなりに大きくて種類も多い。
お値段と内容を勘案したら、阪神間で一番コスパがいいかもしれない。
というわけで、「スパ銭イヤイヤ」だった相棒もちょっと改心し、心ひかれたようで、平日にまた来ようかな、と思った次第。
蓬川温泉 みずきの湯
営業時間 9:00-翌2:00
定休日 不定休
サウナ 有り(ドライサウナ・塩サウナ)
水風呂 有り 浅め、だけど広め 16.5℃くらい
シャンプー石鹸 備付有り ドライヤーはあるが化粧水の類は無い
備考 傘立て100円要 43号線側からの右折入庫はできないので注意
HP: