ここにきて、新型コロナウイルス感染症の新規感染者が増加している。
特に、都市部の増加が著しい。
地元兵庫でも二桁突入とか、4月当初の騒ぎの渦中に引き戻された感がある。
毎日ネットに上がる患者数を見てゾッとしている。
相棒は職場が大阪だ。私は職住どちらも兵庫県内だけれど、当然同僚には越境している人もいる訳で…
都会だとどうしてもそうなる。首都圏などモロにそうだろう。
だけど、GWの自粛自粛、過剰な忖度もあったせいで自粛警察なんかも登場し、パチンコ屋狩りもあったけど、結局あのやり方は「最善」だったのか?
今を第二波と呼ばずしてなんなのか。
そんな中でも、政府も自治体ものらりくらりで、このままではアラート再発などしなさそうだ。
そんな中、「予定通り」に、GOTOキャンペーンをやるという。
いやいや、隣の大阪に行くのもちょっとどうかと考える兵庫県民がいる。その兵庫県民だって、患者がほとんど出ていない地方の方からすれば、恐怖の対象だろう。
件のキャンペーン、お金が天から降ってくるわけではない。全て我々の税金が原資だ。
だったら、このご時世の中、感染「拡大」につながるアクションに貢献し税金を使うよりは、大雨災害の復興だとか、ずっとコロナ禍の中、最前線で奮闘している医療従事者の皆さんに報いる方が、よっぽど納得感のあるお金の使い方ではないだろうか。
勿論、観光都市、接客サービス業にお勤めの人たちが、収入減、仕事がなくなっている、という現状は理解している。けれど、インバウンドの訪日外国人客がいなくなった分を、国内の人間動かして穴埋めしよう、というのはやはり無理があるし、「今すぐ」しないといけないんですかソレ、というのはどうしても言いたい。
そして、サービスに携わる人たちだって、リスク抱えながら働くのは本意ではない筈。健康や安全が担保されてこそのお仕事だと思う。
そういう訳で、GOTOキャンペーンに、安易に今乗っかるのは、反対だ。