職場にて。
新たな仕事を押しつけ打診される。
とは言っても、いわゆるヒラメンバーで、新たな仕事ができる余力がある人は私くらいしかいない。正確に言えばもう一人いるが、年齢やら職位のこともあり、体良く私に振ってきた、というのが真相だろう。
というのも、その話、いわゆる部署をまたぐ企画なので、いわゆる「プロジェクト系」ってやつだ。
夏前に、別のプロジェクトの話があって、打診されたけれど、それは断った。なぜその話が私に回ってきたかというと、本来部署の別の人がやっていたけれど、できなくなったからだ。夏前は、私も自分の本来業務が佳境を迎える時期で、そんな中、そのプロジェクトを抱えたら、どっちも転ぶことが自明だった。自分の中では「断る」以外の選択肢は無かったので、その時はそれでよかったのだが。
今回は、言外に「今回は断るなよ」もある。一番頭が重くなったのは、この仕事、以前の部署とのつながりがあることだ。2年前にいた、如何にもこうにも好きになれない職務の部署である。
私がそこで行き詰って不適応を起こしたのはどちらかと言えば職務よりは周囲の人が原因だと思うし、今回のこのプロジェクトで張本人の人達が関わることはほぼ無い。でも、「元々おなじフロアにいた(そして、今もいる)その部署の人」と関わるだけで、当時のことが蘇りそうだ。なんとも気分がよろしく無い。
まあ、あとはできるだけ個人的な関わりをシャットアウトして、粛々とことを進めるかどうか、に尽きる。