朝起きて、居間に行くと、なんだか暗い。南窓に面しているので、この時間は明るい筈…そうか、天気が悪いのか、と浅いカーテンをめくると、雪がしんしんと降っている。
北国雪国の人には日常の降雪も、ここ阪神間ではイレギュラーな光景なのだ。
雪が全く降らない、訳では無い。冬シーズンに1回、2回位は雪の日がある。それでも、チラチラ、はらはらと降るくらいで、積もるまではいかない。
今日もこの後雪は止むらしいし、明日からは気温も上がるそうだから、この景色は今日限りだろう。
自分にとって、雪が身近で無いからこそ、雪が降ってくると、心のどこかで非日常感が湧いてくる。
降り過ぎれば、生活に脅威をもたらす存在になることは分かっているが…
閑話休題、今日の晩21時過ぎに銭湯に行くべく、いつもの道に車を走らせていたら、普段は賑やかな駅前が正月のように静まり返っていた。一体何事かと思ったら、今日から飲食店は営業短縮に踏み切っているようだ。
アルコール出さなくても飲食店は20時迄となると、仕事で遅くなった時に夕食難民になる可能性が高くなるなぁ…逆に遅くまで仕事しちゃいけない、という自戒にしなければいけないんんだろうけれど。
