サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル日記869日目(激辛課長を読んで麻婆豆腐が食べたくなる)

ソロキャンプをしようと思いたち、それ以来お世話になっている漫画が2つ。

ひとつは「ゆるキャン△」。漫画→アニメ→実写、と、範囲が広がっているので、ご存じの方やファンの方も多いだろう。

 

 

私自身、この5月以降に読み始めて、まだアニメや実写は見ていない。というのも、漫画の世界観が割と好きなので、アニメや実写が「違う〜!」となっていると幻滅しそうだから、というとことがある。(ただ、周辺情報によると、アニメも実写もかなり原作に忠実になっているらしいので、ちょっとばかしの期待はあるのだが。

 

そして、もうひとつが「ふたりソロキャンプ」。

 

 

こちらは青年マンガなので、主人公はおっさん(失礼)と、短大生女子。30半ばを「おっさん」というのも何だが、最初のトゲトゲした出会いややり取りが、回を経るごとにこなれてくるのと、毎回のテーマのあるキャンプ料理が見ていて楽しい。

 

 

で、その「ふたりソロキャンプ」でたまに登場する激辛料理。短大生→料理学校生の雫が作る料理がたまに激辛もので、主人公の巌には正直キツイ。その時の雫の表情がなんだ…と思ったら、「激辛課長」という別マンガから来ているのか!!

 

 

思わず「激辛課長」も読んでしまった。

営業回りの帰りがけ(など)に、夕食を食べる店、それが決まって激辛料理店。よくいろいろ探してくるなぁ、と驚くが、おそらく、編集さんや作者本人、あるいはファンの人の情報量がすごいのだろう。

さて、その中で激辛麻婆豆腐を食するシーンが出てくる。激辛を頼むと、調理中から既に「痛い煙」で店内が満たされるようだ。

そんな店に行くのはキツイが、読んでいたら思わず「本当に旨辛な麻婆豆腐」が食べたくなってしまった。どこの中華屋にもある凡庸なやつではなく、本場四川の、痺れる辛さを感じられるやつ!

 

そういうわけで、「四川料理」「麻婆豆腐」を調べて、行きやすいお店、ということで三宮にある「百年麻婆」に行ってみた。確かここは前は蘭州牛肉麵のお店だったところだ。へー、中華だけど四川料理の店に変わったのか。ランチ一番乗り。麻婆豆腐はランチメニューにもあるので、それをオーダー。辛さが選べるのだが、ここは「中辛」で。

 

暫く待つと、グラグラに煮立った石鍋が登場!麻婆豆腐が煮立っている!

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いざ、辛さと格闘、となったが、熱いのと辛いので、バクバク頬張ることができない。静々と豆腐をすくい上げ、火傷しないように食する。

うん、味は予想通り、本場の唐辛子と山椒のバランスが非常にいい、キレのある辛さだ。正直、自分の普段の辛さ閾値を若干超えそうだが、食べられないことはない。

ランチセットにはメインの麻婆豆腐の他に、ライス、スープ、サラダ(キャベツの千切り)、漬物がついてきたが、サラダは先に食べきらずに、「熱くなりすぎた口の中をクールダウンさせるため」に、交互に食べるのが戦術だ。

ただ、本場の方がやっているお店なので、全てにおいてポーションが多い。なんとか麻婆豆腐だけは食べきった。デザートについてきた杏仁豆腐が心地よい。

 

いやいや、中辛でこれならば、更に上だとどうなるのかそして、私は激辛には向いていないし、チャレンジしたいとも思わない、ということだけは明らかになった。