日頃はなかなかできないので、一日二日まとまった時間があるときだけ、片付けをする。
片付け、というよりも、溜め込んでしまった不用品を捨てる「断捨離」というほうが正しい。
特に我が家が溜まりやすいのは、
・本や雑誌
・紙袋や段ボール箱
・配ろうと思って大量買したお土産など
あたりだろうか。
雑誌は資源ごみくらいしか処分のしようがないのだが、本については古本引取業者がそれなりにあるので、ダンボール1箱分くらいになるように見繕って送る。年に2−3回やって、まあ、お小遣い程度にはなるので、お金よりはスペースづくりと思って片付けている。
紙袋やダンボールも資源ごみだ。
我が家は二人してネットショッピング大好きなので、油断するとダンボールだらけになる。それも、ベランダにひょいひょい置いておくだけでは、回収日(の前日)に大慌てすることになる。
ある程度の量と大きさを分けて、まとめて一纏めに括っておくところまでしておけば、明日回収日、でも慌てない。
最近は紙袋すら有料の店が出てきたので、以前よりは貰う頻度が下がったかもしれないが、それでも買い物すれば溜まっていく紙袋。全く無いのも困るので、保管する量を決めていて、それを上回った分を、3−4ヶ月に1回位、一気に処分する。
今日は、押し入れの奥にしまい込まれていた「これなんだ」系のものを片付けた。
配るかも、と思って買ったお土産がそれなりに。ただ、時期を逸してしまい、また、中にはコンディションが良くないものもある。この先活躍の機会もなさそうなので、処分することにした。
もともと、自分はものが多いほうで、「なにもない」ところはかえって落ち着かない。それを前提に「何でもかんでも無くす」のではなくって、「必要なところに必要なだけ」にシフトして、それを更に絞っていくのが、これからの課題だろう。
汚部屋やゴミ屋敷になるのは一瞬ではなくて、長年の積み重ねだし、齢を取れば誰でもおっくうになって片付けるのはしんどくなる。また、判断能力が鈍くなるから要不要の判断もつきにくく、それゆえものが溢れていく、という状況につながるらしい。
とりあえず、今の自分にできることは、片付けの際に
「それ、いつ使うの?」
「それに『家賃』を払う価値はあるか?」
と問いかけること。
それで、「もったいないから捨てられない」の呪縛から、少しは解放される。
むしろ、ものを捨てるのが勿体無いのではなく、そのものを置いておくスペースを無駄に使ってしまうことのほうが勿体無い。