サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル日記263日目(終業後の宴)

終業後、職場の同僚の方々と、飲み会だか女子会をすることになった。

女子会、と言っても平均年齢は40前後だし、オサレとは程遠い店が舞台である。

いそいそと職場を出て、会場の三宮へと向かう。餃子が名物の中華屋だ。

ちなみに会場を紹介したのは私だ。他の人は、それに乗っかったのだ。ある種、モノ好きな人達で、ありがたい。

今日の会場は、三宮のちょい西。これ以上の混雑を避ける為に敢えて店名は明かさないが、平日の夕方6時には既に満席、という大盛況な店である。

壁はあるような無いような、ビニールで覆われた、まるで屋台のようないでたちだ。

そして何処ぞの英会話の「先生は全員外国人」よろしく、「店員は全員中国人」。まあ、留学生のアルバイトが殆どだろうけれど、恐らくオーナーも中国の方ではなかろうか。そうでなければ、あんな日本にいる筈なのに異空間な雰囲気は出せない。

メンバーは私含めて5人。意外にも、飲めない人が多数派で、私を含めて3人は最初から最後までソフトドリンク。ひたすらコーラなど飲んでいた。

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餃子や麻婆豆腐、炒飯など、ひたすら食べて飲んでして、きっちり2時間でお会計。チェーン店の居酒屋よりシビアだ。

しかし、いざ伝票が来て面食らう。

5,280円。

え…1人、1056円?伝票つけ間違いかと疑ったが、そんなことは無かった。

みんな、逆の意味で呆気にとられる。

いや、ぼったくりに遭って青ざめる、というのはよくあるけれど、安過ぎて言葉を失うなんてのは殆ど無い。

とりあえず、驚きながら店を出る。

ビニールテントでは防寒が充分ではなかった。

冷えた身体を温めるため、有志の数人がニュウヨーカーに変身。腹ごなしに二宮に向けて歩いていった。