響きからしていい感じだ。ひょっとしたら、「湯ートピア」かもしれない。
京橋の近くに、なかなかツウな銭湯がある、という評判は聞いていた。しかし、京橋は、普段の生活圏とは全く逆。仕事も趣味もカンケーねー、エリアだ。ついでが無ければ行かない場所と言ってもいい。
ただ、今日はたまたま北浜までやってきた。それも西宮から自転車漕いで。それなりに疲れた。
だったら、チューンナップしてもらっている間にちょろり出掛けて一風呂浴びよう。このユートピア白玉温泉は、毎日元気に朝の6時から営業中だ。
京橋駅から、寝屋川や学研都市線に並行している道を東に進んで約10分。インパクトのある外観がお出迎え。
ヘルシー温泉桜川とかみたいに、1階が駐車場。下駄箱は1階にあるけど階段上がって2階がロビーとフロント。
券売機で必要な券を買うシステムだが、PayPayをはじめとする各種キャッシュレス決済にも対応しているので、その場合はフロントでお支払い。
して、ここにやってきた楽しみはサウナもそうなのだが、「氷が落ちてくる水風呂」。どんだけ冷やしてくれるの、という感じで、サウナに入る前からワクワクだ。
お風呂場の構造は、よくある大阪スタイル。ちょっと年季が入っている。右側の壁のカランを陣取ったら、コックを回してもシャワーが出ない。ヒェー、ハズレの席か、と思ったら、右の下にボタンがある。どうやら仕様変更したらしく、「ボタンを押している間だけお湯が出る」仕様になったらしい。
焦りつつも身体と髪を洗い、いざ入浴‼︎炭酸泉と書いてあるが結構熱い。41℃以上ありそうだ。入らない熱さではないが、ゆったり浸かりたい人はもう少しぬるい温度が好きだろうな。
小さいながら露天風呂があって、ここは水風呂の隣。動線としては非常に良い。更に、休憩用のベンチまで置いてある。痒いところに手が届く、というやつだ。
さて、いよいよサウナに入る。なんだかめちゃくちゃ広い。千林の神徳温泉に似た、横長ロングシート空間。コロナ禍、カープディスタンスでも8人くらいいけそうな広さ。街中銭湯では最上級の広さかもしれない。
ボナサウナなのだが、熱気が充分で、なんともいえない心地良さがある。そして、サウナから出てすぐ隣にある水風呂は、滝状態で常時流れてるし、氷は本当に投入されてるし…
とにかく凄い‼︎としか言えない。
しかし、5月中旬から更なるパワーアップ目指してリニューアル工事に入るとのこと、これは今後も目が離せそうにない。
ユートピア白玉温泉
アクセス:京阪・JR「京橋」駅から徒歩約10分
営業時間 6:00-25:00
定休日 無し
サウナ 有り(激アツ)
水風呂 有り(滝あり!氷まで投入!)
シャンプー石鹸 備え付け無し(フロントで買える)