サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

263 実家3日目:牧馬大滝に行く、Fitbit故障

昨夜の時点では、今日は「ねばならない」予定は無かったのだが、午前中に妹が「今日もう一回(母親の入院している)病院に行く」と言い出した。 

ひとつは、母親が所持しているアパート(私からみて祖母がかつて住んでいた家を取り壊してアパートを建てた)の修繕について。自宅に管理会社から連絡が入ったが、当人が入院して不在なことを管理会社が知らず、母親も管理会社に携帯電話番号を教えていなかったので、結局妹が伝書鳩にならざるを得ない、というのが事の顛末。今どき、なのだが、ファックスで見積明細を送ってきた(それも要求してようやく)ので、妹がそのファックスを握りしめて病院に向かうと言って聞かない。母だって曲りなりにスマホを持っているのだから、写メでデータを送ればいいじゃないか、と進言したが、老眼だから読めないだろう、という。 

もう一つは、昨晩また妹と話し合って、一時とはいえ自宅に帰ってきたときには「介護食」が必要になるだろう、ということ。施設にショートステイするまでは、医者に「食べやすいものを」と指導されていたのに、意固地(⁉)になってこれまで通りの食事を続けていた父親。しかし、本人の体調も弱り、また、施設にいるときは当然高齢者ばかりなので、嚥下消化によいように調理も工夫されている。そのおかげで三食ほぼ毎食完食しているらしい。せっかく1ヶ月のステイでできた「規則正しい、栄養のバランスの取れた食生活」を、再び崩壊させるのも勿体ない。母親がやる気がないならば、ここはお金で解決だ。高齢社会、介護社会の昨今、介護食の宅配サービスとか、あるんじゃないか、と思えば、やっぱりあった。あとは、自宅が宅配範囲か、価格が予算に見合うかどうか、肝心なのは本人が気に入るかどうか。 

恐らく母親は、父親がショートステイ先から帰宅してくるときに何を用意しておくべきか、頭が回っていない。我々姉妹2人の結論はそれだったので、昼前に今日は自動車で病院に向かった。介護食の準備が必要だし、場合によってはヘルパーさんの派遣も頼まないといけない。帰宅の日程は、いろんなことを勘案した上でのプランで、その時間をどういう風に使うべきか、を、こんこんと説明した。 

それが終わってから、なんだかちょっと自然の中に行きたくなった。市内の北側には森林がありそうなので、よく知らないけれど、無性に滝が見たくなってGoogleで適当に調べたところに行ってみることにした。てれてれと一般道を走ること約40分、もう山梨との県境も近いところまでやってきた。牧馬大滝というのがあるらしいが、それらしいものは見えない。とりあえず、Googleマップの指示に従うと、キャンプ場にやってきた。他に車が停められそうなところが無いので、そこに駐車させてもらう。 

キャンプ場の入口受付で駐車料金を払うと、「もう時間が遅いので、気をつけて行ってきてください」と言われる。とりあえず駐車場に車をつっ込んで停め、キャンプ場内の地図を見ると、どうやらつり橋を渡って奥の方にあるようだ。山道を行くのか…と思いきやそうではなく、思い切り沢登りをしなければならないようだ。知らなかった。我々二人は当然普段着、スニーカーでやってきた。おまけに肩掛けトートバッグまである。前や後ろを行く人は、準備万端で水着やどう見ても「濡れてもいい恰好」だ。最初はなんとかなっていたが、遂に水の中を歩かなければいけなくなって、覚悟して足は浸水。15分ほどのウォーキングで、大滝に辿り着いた。最後は意地だ。 

 

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こういう水遊びを姉妹2人でした最後の記憶は、小学校の時に京都の貴船に行った時だったと思う。ちなみにその時は私は水の中で転んで全身びしょ濡れになった。ちなみに妹もそのことを覚えていた。 

 滝の入口で、外国人の3人グループがやってきた。どこまで歩いていくつもりかは分からなかったが、手にスマホを持っていたので、英語で「もし滝まで行くなら、両手を使わないといけないから、服にポケットはある?」と余計なお節介をしておいた。彼らは無事滝まで辿り着けただろうか。 

 注意深く歩いたおかげで、濡れたのは靴だけで済んだ。濡れた足のまま、再び車に乗って帰宅。 

その晩、原因は不明だが、1年近く使っていたFitbitが突然故障した。そんなこともあろうかと、腕時計も持ってきてはいるが、むしろFitbitで歩数や消費カロリーを計るのが日常化していただけに、ちょっと困る。明日の朝には復活しないかな。いや、そんなことは無いだろうけれど…