漢字熟語のいくつかの勘違いについて。
恐らくその背景というか理由は、「長らく自宅にテレビを置いていなかったから」。
幼少期は家庭の方針でテレビが家に無かった。
自宅で新聞は購読していたけれど、小学校中学年くらいにならないと新聞を完全に読むのは無理。
となると、当時自宅のマスメディア情報源のもう一つ、ラジオが子供でもアクセスできるネタだったわけで…
(というか、ラジオは朝から晩までつけっぱなしだったので、いやでも耳に入ってくる環境ゆえ)
1.台風一家(台風一過)
そりゃ、「いっか」と聞けば、テキヤ連合みたいな、「●●一家」でしょう。
となったら、台風一家って、どんなに暴れんぼうなん?!とか思ったり…
2.お食事券(汚職事件)
政治家の話題といえばこれ。
ちょうど今も騒がれているけれど、大抵「パーティー券」がどうの、というのとセットになっていた感がある。
だから、パーティー券にお食事券、むやみに受け取ったり渡したりすると政治家は捕まるよ、ということで…まあ、間違ってはいない。
3.医者料(慰謝料)
一番最後まで勘違いしていたのが実はコレかもしれない。
よく聞くのは離婚のときのイシャ料だけど、これは亭主がDVで、奥さんのことを殴ったり蹴ったりしていたから、当然医者にかかる、その治療費をよこせ!ということだと思っていた。
あるいは、身体的負傷がなくとも、急に離婚を言われてメンタルボロボロ、鬱病になっちゃったから、精神科受診費用ということもあるかもしれないな、と…
途中で、あれ?どこも悪くなさそう(=医者通いしなくてもよさげ)なのにイシャ料を求めるってどういうこと?…となるまで気づかなかった。イシャ=ドクターだと思ってた。