サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

407 ホームキョクに行く

葬儀も終わって年も明けて、本格的に相続の手続きに向けて書類を集めたり作ったりする段になってきた。

年末は、とりあえず死亡に伴う「すぐにやらないといけない手続き」で主に妹が走り回っていた。まずは役所に死亡届を出す…と、暫くして(この「暫く」というのが曲者)戸籍から本人が×で抹消され、そして住民票にも死亡が反映される。戸籍があるのが同一市町村なら話が早いが、居住地と戸籍があるとことが離れていると、時間がかかるようだ。結局、「死んだ」という証明を取るのに1週間以上を要した。

 そして、戸籍や住民票から「除かれた」のが確実になるのを待ちつつ、「法定相続人情報一覧」なるものを作成することにした。これは、今後金融機関なんかで亡くなった人間の口座を解約したり名義変更したりするのに、毎回毎回戸籍謄本やらなんやらをもっていってー、をする手間と時間を省くための小道具だ。

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 用意するのは死亡者の「出生から死亡までの戸籍」と、死亡時の住民票(除票)、法定相続人に該当する人の戸籍謄本、そして住所情報を載せるのであれば、法定相続人それぞれの住民票。

ひながたも法務局が用意してくれているので、それに該当するケースならばちゃちゃっとPC入力すれば作成自体にそんなに労力はかからない。

 あとは、作成した一覧図をプリントアウトして、定められた書類(戸籍謄本やら、住民票やら)と一緒に法務局に提出する。法務局が内容を確認して、問題が無ければ余白のところに「これはそういうもんですよ、云々」という文言も一緒にプリントして発行してくれる、という流れだ。

 年始に必要書類をかき集めるのに成功したので、朝一で法務局に提出に行くことにした。法務局なんて、見るのも行くのも初めてなところだ。朝の9時半前、市役所なんかよりははるかに空いている。窓口に来ている人もなんとなく一般市民ではなさそう。その筋の方…あ、怖い人という意味ではなく、不動産とか、なんとか書士さんとか、殆どがお仕事、委任で来られているのだろうという雰囲気だった。

 持参していたレターパックも併せて渡し、「いつ頃に出来上がりますかねー」と対応してくれた人に尋ねてみたところ、「…早ければ来週のうちに」ということだった。