今年もそんな時期がやってきた。
カクテーシンコクの季節である。
私の場合、「納め過ぎている税金を返してもらう」ので、ここは張り切って準備に挑まなければならない。
なんせ、こちらはしがないサラリーマンで、兼業もしていないのに、15年前からほぼ毎年確定申告をしている言うならば「ベテラン」だ(苦笑)。確定申告のやり方はほぼ心得ている。
ちなみに、カクテーシンコクってなんぞや、というと、「1年間の納税額の落とし前を付ける」手続き、だろうか、ざっくりいうと。
日本の場合は、サラリーマンやっていると、所得税(収入に対してかかる税金)は、職場が代行徴収しているので、収入を得ている本人が直接税務署に納めることはない。
ただ、その職場が代行徴収している金額も、「だいたいこんなもの~」なので、多すぎたり少なすぎたりする可能性がある。そこで、「だいたいこんなもの~」を許容しない場合は、自分で「耳を揃えて多い分は返してな!」となるわけだ。(勿論、少ない場合は納めなければいけない、が、そっちバージョンの手続きはしたことがない)。
カクテーシンコクは、誰でもできる。特に難しい知識や技能は要らない。
街中では専門の雑誌なんかも売っているけれど、そんなものが無くても、ネットの案内をちゃんと読んで順を追っていけば、無問題で手続き完了だ。
ちなみに、確定申告した方がいい人は、
・1月から12月までの間に仕事を辞めた
・1年の間に病院行きまくった、入院したけれど、保険とかからお金が出ていない
・寄付をした(領収書をもらっている場合)
・家族が増えたけど、年末調整に間に合わなかった
・家にドロボーに入られた(そして財産が減った、家を直さないといけなくなった)
…等々。
私の場合は、月2回の病院通いが効いている。
あと、2020年は最後の最後に駆け込みでふるさと納税もしたので、カクテーシンコク必須だ。
毎年のことなので、もう領収書はコピーを取りやすいように貼り付けて保管。
医療費の申告は、通院にかかる交通費(電車代、バス代、自分で運転できない場合のタクシー代等)も含めてOK。
以前は医療費は領収書原本の添付だったけれど、ここ2年くらいの間にエクセルで作った「明細書」を添付すればいいことになったので楽になった。家計簿をエクセルで入力しているので、「医療費」の通院や処方薬局の項だけコピーして貼り付ければいいのだ。
あとは、職場から源泉徴収票をもらって、国税庁のHPの「確定申告」コーナーから、書類作成のサイトに入り、必要な数字や情報を入力するだけ。機器を持っていればE-Taxで電子申請ができるようだけれど、アナログ派の私は毎年作成した書類を印刷し、税務署に送っている。
ちなみに、早く出せば出すほど還付金の入金も早いらしいので、できれば今月中の提出を狙っている。
えーと、美容整形は、医療費に入るんだっけ…?!(やってません)