サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

美容院での受難

社会復帰のための準備活動の一環(⁈)で、美容院に行った。

先日書いた通り、「美容院に行く」ことは私にとっては結構ハードルが高い。

今回は予約まではなんとかこぎつけ、予約当日の今日、ちゃんと時間通りにお店に到着することはできた。

担当する美容師さんは長年変わっていない。

もう5年以上の付き合いになるかもしれない。

メニューも大抵一緒。

いつもは3ヶ月ごとに店を訪れ、カットとストレートパーマをしてもらうのだが、今回はそれが半年ぶりになっただけ。

実は、美容院に行く前にやる別件の予定(楽器の調整)があった。

その予定の方が先に決まっていて、美容院はその楽器屋から歩いて5分ちょっとのところにある。

なので、目論見としては、

楽器屋に行く→楽器を預けて調整しておいてもらう→美容院で施術→終了次第楽器店に戻って楽器を引き取る

という段取りだった。

小さな間違いとしては、楽器屋の予約を14:00と勘違いしていて、美容院の予約を14:30にしたこと。

けれど、実際は楽器店の予約は13:00だった。

むしろ、時間が空くのは問題ない。遅いランチを食べてお茶の1杯飲んでいればあっという間に時間は過ぎた。

しかし、美容院での受難が私を待ち受けていた。

「いつもの店」で「いつもの美容師さん」に「いつもと同じメニュー」を頼んでいて、今までの経験則上、所要時間は3時間から長くても3時間半と見込んでいた。

14:30に入店しても、18:00過ぎには解放されるだろう、と。

ところが、今日は18:00過ぎの時点で私はまだシャンプー台で最後の洗髪タイムだった。

ここから髪の毛乾かして、最後のカットをすると、一体釈放されるのは何時だろう…

アシスタントのお兄さんは、5時半頃に一度「時間大丈夫ですか?」と尋ねてくれたが、その時点では「今日は長くかかっているけど18:30にはどうやら終わるかな」と思っていた。

確かに、お客さんが多かったのは事実かもしれない。金曜の夕方、卒業や就職、新年度シーズンということもあって需要は多いのかも。

あと、土日は来客が多いから美容師さんの出勤が多めだけど平日は少なめ、とかそういう理由もあったのかもしれない。

けれど、さすがに19時過ぎるわけにはいかないので、アシスタントさんに18:30の髪の毛乾かし終わった時点で「あの、19時に次の予定が入ってて…ここを18:50には出ないと間に合わないんです」と伝えた。

大慌てで最終仕上げをしてもらったけれど、大慌てのなかの仕事って、お互いに宜しくない。

結局ギリギリ、18:55に店を出て、店を出るなり楽器店に連絡をし、

「今から5分以内に行くのでなんとか引き取らせてください!」とお願いをし、文字通り息を切らせながら閉店間際の楽器店に飛び込んで修理済の楽器を引き取った。

 

結果オーライ、ではあるのだが、

担当の美容師さんも謝ってはくれたのだが、結局どうしていつもと同じことをするのに1時間以上も時間がかかったのか、それが気になったし、原因が分からずじまいだった。

訊いてみてもよかった、あるいは訊くべきだったのかもしれないけれど、その時はとにかく「19時迄に楽器店に連絡して楽器を引き取らないと」という思いだけが頭をよぎっていたので、それどころではなかった。

いくら常連であっても、「こんくらい時間かかりますよ〜」「今日はいつもよりちょっと遅くなります」、あるいはこちらから「●時までには出ないといけないので」というやりとりをした方がいいのかな、特に時間の制約がある時は…と反省した次第。

 

こういうことって、伝え方が難しい。

クレームにするつもりはないけれど、お互いのために改善はしたい。

(美容師さんや美容室だけが悪いとは思わないので、あまり責めたくはないし)

でも、その場で言える状況ではなかった。

悶々としたまま日々を過ごすのも精神的によろしくない。

こういうのを「雨降って地固まる」的に上手くする方法ってあるんだろうか。