元号が変わって、世間は「平成」から「令和」になったようだ。
でも、昨日と今日では世界は何も変わらない。
…と厭世的なことを言っていてもしかたない。
ニュウヨーク出張in東京二日目、今日は浅草から幕を開ける。
今回この時期に敢えて東京まで行ってしかも銭湯巡りしようと思ったのは、蛇骨湯閉店のニュースがあったからだ。
【閉店情報】蛇骨湯(東京・台東区浅草)→5月末で閉店 - サバ×サバな日々
蛇骨湯って知らなかったけれど、そういえば「昼のセント酒」の最終話にも出てくる。
東京を代表する一大観光地・浅草のど真ん中にありながら天然温泉、しかも長い歴史があるし、なによりペンキ絵の富士山が素晴らしい、と。
これは行っておいた方がいいだろう、と地下鉄24時間乗車券を握りしめていざ浅草へ。
賑やかな浅草にもこんな裏通りがありまして、そこを入っていくと入口が。
確かに、温泉だ!カランから出てくるお湯も温泉水。
茶黒い、東京特有の色。
そして、男湯女湯ぶち抜きの富士山のペンキ画はやはり素晴らしかった。
女湯は右隅にちょこっと桜が描いてある。それもまた風情があってよし。
設備的には天然温泉の普通のお風呂に加え、ジェットバス、電気風呂、更に後から備えたのか「露天」と書かれた風呂があり、更に露天ゾーンには水風呂(これも温泉水を冷却したもの!)が。
土地柄観光客、それも外国の方もよく訪れるのだろう。
閉店のことはあまり知れ渡っていないようで、露天風呂に入りつつ「今月で閉店なんですねーと言ったら常連ぽい人でも「えっ、そうなの」という反応だった。
この日はGWまっただ中ということもあって、異常にお客さんが多かったらしい。勿体無いねええ、という反応だった。
【参考になるHP】
蛇骨湯公式サイト
「東京銭湯」での紹介ページ:富士山のペンキ画見れます
【台東区 / 浅草駅】蛇骨湯 - 東京銭湯 - TOKYO SENTO -