京都は銭湯が似合う街だ。
…と思うようになったのはここ最近、だけど、京都の街中に2年ほど住んだことがあるので、今レトロ銭湯巡りをしている新米ニュウヨーカーでも、京都の街には減ってはいるものの、まだまだ銭湯が健在だろうなあ、というのはなんとなく肌感覚で分かる。
で、今回「一泊二日で何軒銭湯回れるかin京都」を決行。銭湯を回る為(だけ⁈)に「わざわざ」京都市中に宿泊し、街中銭湯の何たるかを体感する。
その記念すべき1軒目は、ここ玉の湯さん。
実は、今まで、何十回となく京都市役所付近はウロウロしたことがあるのに、市役所からほんのちょっと、文字通り目と鼻の先に銭湯があるなんて知らなんだ〜。
それくらい、京都の銭湯は街中に溶け込んでいるということなのだろうか。
外観はこんな感じ。
正面から見ると、こう。
暖簾が「2枚」掛かるのが京都スタイル(らしい)。
確かに同じ関西でも、大阪や神戸では(入口が分かれていない限り)2枚掛かっているところを見たことが無い。
ちっちゃな立て看板が店の前に出ておりました。
浅草のお風呂屋さんでも見たなぁ。こういうのがあると、和みますね。
暖簾をくぐると、え、三和土、ですか…狭っ‼︎
しかも、ご近所の常連さんと思しき方たち、履物置きっ放しやし‼︎
この障子っぽい引き戸も京都あるあるだろうか。この後何軒かで出会った。開けるといきなり番台。
お店によってはいきなり脱衣所で「丸見え」なところもあるので、「見られたくない」人は要注意。ここは大丈夫でしたけどね。
中は、タイル貼りのピカピカなお風呂。
一番奥にサウナがあって、別料金払わずとも入れる。(京都はなぜかサウナ別料金取らないところが多い。大阪神戸との違いはそこにも表れる。)
サウナの手前、左側は薬湯で少しだけぬる目のお湯、ジェットが付いていた。
サウナの手前右側は水風呂。サウナからの動線がいい感じ。
エステバス、深風呂はお湯若干熱め。
この貼り紙があるのはここ玉の湯。
常連さんも多い雰囲気だけど、初心者でも大丈夫!
私なぞ、初訪問なのにサウナ利用の常連さんに氷のお裾分けをいただきました。
素晴らしき銭湯コミュニティ文化。
三条からも近いので、京都観光のついでにちょっと寄れます。
京都銭湯文化を肌で体感するなら是非此処へ。
日曜定休なのが惜しい!
外壁に貼られているこのタイルの可愛さで、内装がどんなに「イケてるか」も想像いただけるかと。
玉の湯
最寄駅:地下鉄・バス「京都市役所前」
営業時間:15:00-24:00
定休日:日曜日
サウナ:有り(料金のうち)
水風呂:有り
シャンプー石鹸:無し