サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

ニュウヨーク出張東京編15:明神湯(大田区南雪谷)

今回、東京にニュウヨーク出張に行くなら、是非とも押さえておきたかった出張先が「明神湯」。

大田区雪谷、城南地区にあるキングオブ銭湯だ。

前回、GWに訪問した「稲荷湯」や「大黒湯」のような、宮造りの超超超ご立派な外観である。

もう、建物だけで文化遺産的価値アリアリだ。

 

ただ、こういう銭湯って、基本「駅前」には無い。

大抵、商店街の外れ、住宅街の真ん中に立地している。

この辺り、池上線や大井町線が走って電車の便は悪くないのだが、それでも駅から15分くらい歩く。

(こういう超お宝級の銭湯で「駅から15分」はフツウだ…)

どうやって行こうか悩んだが、google先生に従って、「石川台」駅で降りて歩くことにした。

駅前はのんびりした商店街が細く長く続いている。それもいい感じ。

商店街が途切れたあたりを右折し、川に沿って歩くと雪谷中学校。そこから近い。

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こういう堂々たる外観を見るだけでもありがたい。

なので、明るいうちに訪問したいのだ。

(ただ、明神湯、16時開店なので、特に冬場は時間帯が難しいよね)

 

映画「テルマエロマエ」は稲荷湯で撮影されたらしいけれど、その続編「テルマエロマエ2」のロケに使われたのが、ここ明神湯だそうで。

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浴場の作りや雰囲気が稲荷湯にそっくり。

ひょっとして、図面とか大工さんが同じなのか?というくらい、構図が似ている。

番台式なので、ここをくぐるとすぐに入口。

高ーい番台に座った女将さんが笑顔で迎えてくれる。

 

外観こそ凄いトラディショナルだけれど、中は白いタイルでピカピカ。

掃除もメンテナンスも行き届いていてとても綺麗。

また、白いタイルなので、風呂場がとても明るく見える。

天井は高い、一枚板の天井で、大阪や神戸ではなかなか味わえない開放感がある。

典型的な東京スタイルの浴場なので、手前に縦にカランが並び、奥の壁にくっつくように浴槽が据えられている。

左から、泡出てる浴槽、真ん中のノーマル浴槽、薬湯(ここが一番ぬるい)になっていたのだが…

左の2つは熱すぎて入れず。足をちょっと突っ込んだらビリビリする熱さ。多分44度くらいはあるだろう。

足をちょこっと浸して引っ込めたら、常連のおばちゃんに見られていて笑われた。

「無理して入らなくても、こっちのほうがぬるいよ」と教えてくれた一番右側の薬湯で42度くらい。

(常連さん曰く、「今日は総じて熱めだ」ったらしい)

サウナや水風呂は無い、銭湯の原型。

番台の女将さんが超親切で、「女湯は庭が無いから風通しがイマイチだけど、扇風機当たって涼んでくださいね〜」と、戸口も少し開けてくれた。神対応だ。

明神湯

大田区南雪谷5−14−7

営業時間 16:00-23:00

定休日:5、15、25日

             (日曜祝日の場合は翌日休)

アクセス:東急池上線「石川台」または「御嶽山」から歩いて15分くらい。「雪が谷大塚」からバス利用も可のようだが、賑やかな商店街を横目に見ながら行くほうが面白い。

サウナ:無し

水風呂:無し

シャンプー石鹸:無しなので持参を(番台でも買える)

桶:ケロリン(だったはず)

備考:隣にコインランドリー有り

HP:https://spa-tokyo.net/z-t-yuki-myojin/index.html