サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

ニュウヨーク出張東京編16:松の湯(品川区西五反田)

さて、一軒目の明神湯で既に強烈な昭和な洗礼を受けた我々。

もう充分に「Allways 三丁目の夕日」感を味わって帰りの暖簾を潜ったのだが、「ニュウヨーク出張」なら一軒で終わるわけにはいかない。

次の訪問先は、割と近くにある「松の湯」。

明神湯と同じような宮造り、昭和な銭湯である。

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明神湯を出た後、御嶽山駅まで歩いた。

そこから戸越銀座駅まで東急池上線に乗車。3両編成のかわいらしい電車だ。

ワンマン運行しているらしい。

 駅を降りた後、住宅街を歩く。

団地を過ぎるとハイソなマンション、いや億ション…。

しかし、それを過ぎ去るといきなりこの松の湯が現れる。

その落差たるや。

 

そして、破風屋根を潜ると、ついさっき出たばかりの風呂屋と見まごうレトロな作り。

ビミョーに違うが、なんとなく雰囲気はそっくり。

奥に浴槽3つ、真ん中は円形の浴槽。

人間洗濯機か?と期待するが、実際はジェットが4箇所に付いている関係で渦ができているようだった

ちなみにお湯は全部熱い(東京標準)。ぬる湯が好きな人は無理。

せっかくなので、ジェット風呂に我慢大会状態で入ってみたが、43度はあるだろう。

明神湯は薬湯という「逃げ場」があったけれど、ここ松の湯は逃れようがない。

ペンキ絵の下の店主の手書きの貼り紙も「水で埋めるのも程々に、他の人の迷惑にならぬよう」→常連さんは皆熱湯好みとみた…。

 

東京トラディショナルスタイル、カランが壁に対して縦に並ぶのは明神湯に同じ。

壁際ではなく、カランのたもとにイスが置かれる。

また、備付の桶は檜製。北区の稲荷湯と同じですな。

 

トラディショナル銭湯なので、壁のペンキ絵は一見の価値あり。ペンキ絵は今日訪問時は女湯は赤富士だった。

なお、常連のおばちゃんがマナーにうるさいので、浴場の扉は最後までしっかりと閉めましょう。

(私ちょっと閉め方が甘かったらバッチリチェックされていて、すかさず注意されましたわ…「我々(脱衣所にいる人)はいいけど、中に居る人が寒いんだよ」と…)

 

サウナ:無し

水風呂:無し

シャワー有り(これで水をかぶると熱さがしのげる)

桶:檜

 松の湯

品川区西五反田6-18-3

営業時間 15:30-24:00 ※日曜日は15:00から営業

定休日:月曜日

アクセス:東急目黒線「不動前」が近いらしい(徒歩7分程度、と)。

                 五反田駅からも歩けなくはない。

備考:泡タイプのリンスインシャンプーとボディソープが常備されている。

浴場組合作成のHP:http://www.shinagawa1010.jp/list/matsunoyu_a.html