前々回だったか、前々々回だったか、面談をすっぽかしかけた。
それを教訓に、今日はタイマーで面談時間の15分前をセットしておいた。
アラームに促され、いつもの場所へと向かう。
…受付の人の様子が変だ。
「予約表に、名前が入ってない」ようだ。
ちょうど、数日前に予約票を捨ててしまったばかりだ。
バッドタイミングとはこういうことか…
待たされること5分強。
サンギョー医氏は、どうやら約束の枠を覚えていたようだ。
「で、どうですか?」と(ここでも)問われるのだが…
今日は「まあ、まあまあです」と回答した。
あれ?昨日大きい仕事打ちあがって「気分爽快」じゃなかったのか?
そうだけど、一つ終わってはまた別の仕事がやってくる。
仕事なんて、本当に波のようだ。
寄せては返すし、たまに泡と化すし。
正直、この1週間は暑さ、そして昨日仕事を「打ち上げる」ための下準備(それも結構「突然」「振り回される」ことあり)、根詰めてた、というわけで、心身の疲労はそれなりにあったのだろう。
考えてみれば、朝の目覚めもあんまりよくないし(晩は疲れ切っているのであっさり寝られる)、ご飯の消化感もあまりよくない。なにより、食に対するバイタリティが薄くなっている(あれだけ食っておいて、と言われそうだが、普段の自分はもっともっと「食べること」には執着する人間だ、ということを思い出した)。
とかうっすら考えていたら、サンギョー医のアウトドア先生、唐突に「今は、若干、下り坂なのかなぁ」と問いかける。
…そうなの、かもしれない。
9月末まで、また季節労働が入っている。
それはこの業界にいるならば自明宿命だ。それに対して文句を言うことはない。
ただ、今の今まで低空ながら飛行を続け、9月末までなんとか飛び続けたい。できるかな、どうかな、今の自分は「失敗してもいいや」とはあまり思えない。
逆に言えば、今の仕事量で、今の状態で失敗するということは、「他がない」からだ。
(それは自分の思い込みなのだろうけれど…)
とりあえず、季節の変わり目、就業時間も変動しているし、9月末までは繁忙期ならば、今の状態でどうこう判断するのはサンギョー医として得策ではないと思ったようだ。
結局、オチは「また来月のあたまにお会いしましょう」となってしまった。