この葉村温泉は、夜行バスなんかを利用する人などにはちょっと有名なようだ。
実は、ターミナル駅梅田から「歩いてアクセスできる銭湯」である。
(三宮でいうところの「二宮温泉」的ポジションか。ただし、二宮温泉の方が、バスターミナルからの距離なんかは軍杯が上がる。)
正確にいうならば、中崎町になるのだろうか。
茶屋町、MBSやロフトのある辺りをまっすぐ東に進み、新御堂筋を超えてJRの高架をくぐると急に風景が昭和になる。
葉村温泉はその一角にある。逆に、周辺が昭和だからこそ生きながらえているのかもしれない。
外観はこんな感じ。
扉が2枚あって、昔ながらの番台方式。だけど、女性側はパーテーションみたいなのでかなり目隠しされてるので、オッサンが番台に居ても怯まずにGO!だ。
今日はたまたま割と早い時間にお邪魔したせいか、一番風呂の常連さんと思しきお客さんが多かった。
中の装備はナニワ工務店の施工で、天満の楽天地温泉と酷似している。一番奥にある丸い水風呂なんか、完コピだ。
サウナはガンガンにストロングなドライサウナ。50円プラスでタオルも付くのだから、この際入っておこう。
中の温度計は70℃を指しているけど、絶対70℃な訳ない。壊れている。100℃位あると思うよ?6分居ると汗吹き出して限界だもの。
そして、サウナの中、テレビは無いけれど、有線なのか、不思議な歌謡曲がエンドレスで流れている(演歌ではない)。
設備がさすがに古びてはいるけれど、掃除はされているので、ちょっと寄る分には無問題。というか、そこも含めての「ザ・昭和ワールド」だ。親の世代を連れて行ったら、余りの懐かしさに号泣されるかもしれない、そんな感じ。
葉村温泉
大阪市北区中崎西1丁目7−18
営業時間 15:00ー23:00
定休日 土曜日
サウナ 有り(貸しバスタオル付きで50円追加)
水風呂 有り
シャンプー石鹸 備え付け無し
アクセス 阪急「梅田」茶屋町口から東に徒歩約10弱
中崎町とかからならもっと近い?