サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サンギョー医に会う・14

毎月恒例のサンギョー医・アウトドア先生と月1回の面談。

とりあえず、今のところアウトドア先生に会うことは自分の中で一つの安定剤になっているのかもしれない。

今日は調子はどうですか、と問われ、「三歩進んで二歩下がる、でなんとかやってます」と言った。まさにそんなところだ。

仕事ができているか、と訊かれた。まあ、まあ、だろう。欠勤しているわけではなく、最低限の与えられた業務をこなしている。

ただ、9時5時で片付けられるか、というと、無理だ。時期の繁閑を考慮しても、「おせちの作り置き」に努めても、どうしても無理、というところもある。

12月はしんどかった、年を越せるだろうか、こんな状態で越していいのか、と、どんよりした空模様と同じように暗くなっていた。ちょっと上向きかけた気持ちもすぐに降下する。年明け早々、さすがに仕事からずらかりたい、でもそれをやったら、とギリギリ踏み止まった日もあった。

アウトドア先生は、私の中にあるのかもしれない「冬が辛い」を気にしている。

主治医は何か言ってた、と訊かれたが、主治医は「寝れてりゃいい」というタイプだ。

1年前はまず入眠できず、寝る時間になっても脳がスイッチ切れずに回りっぱなしな感じだった。そして、大抵朝4時に目が覚めるとその後再び眠ることが出来なかった。

今は4時ごろ睡眠が浅くなる傾向はあるものの、その後一応一眠りできているから、マシな方なのだろう。

アウトドア先生は、それを聞いて、「その状態からの『よく寝れてるからいいだろう』なのね~」と、発言の意図をくみ取った様子。

 

そう言えば、少し前まであった脳の中から「ミシミシいう感覚」、コレも気づいたら消えていた。あれもやっぱり脳の疲れのせいだったのだろうか。

 

年が明ければ毎年のことながら気分は「箱根(駅伝)の5区」だ。山登り。登るしかない。

極めてペース配分計算しつつ、いい意味で体力気力をケチりつつ、4月25日くらいまで山登り状態、なんとか芦ノ湖にたどり着かねばならないのだ、と例えたら、先生の方が一枚上手だった。「厚底シューズ、履きます?」と来たもんだ。…特殊装備でゴールに無事たどり着こうという一案か。

厚底シューズ=就業制限ということなのだが、正直、答えに詰まる。

就業制限したからといってしんどさが解決、するかどうかは分からないのだ。

そんなわけで、月に1度、「決して楽ではない、時には苦しいが、ぼちぼち(仕事の面で)生き長らえています」というトークを繰り返すことで三歩進んで二歩下がるの日々を送っている。

 

f:id:lebentur105:20191218164810j:plain