午後の半日、とある研修会に参加した。
研修の内容については非常に満足している。
ただ、最後が自分にとっては釈然としない幕切れになってしまった。
というのも、講演×2、最後に参加者同士での意見交換、そしてまとめ、という「この手の研修会」ではありがちな構成で、それはいい。
ただ、意見交換を予定しているんだったら、もう少しそこの時間をきちんと確保すべきじゃないのかな、とか。
しかも、その意見交換のグルーピングが想像以上の大人数で、10人。15分少々の時間、しかも初対面の人間同士で10人でしましょうと言われてもそれはかなりの無茶振りオーダーだ。
しかも、最後に「グループごとに出てきたコメントをシェアしましょう」という流れになるのだが、これも流れとしてはいいけれど、時間配分的にやっぱり無理で、グループ3つ目くらいで制限時間が来てしまった。
司会のセンセイは、多分痛し痒しだったのだと思う。普段時間を気にする仕事をしているから、「じゃあ、お時間になりましたのでここで」と言いたいところもあるが、自ら意見交換してくださいと言っている手前、他のグループの発表を打ち切るわけにもいかない…という葛藤。
分かっちゃいる、けれど、申し訳ないが、延長戦に参加してまで残りのグループのコメントを聞くかどうか一瞬悩み、定時に退出することにした。それでも10分くらいは過ぎていたけれど。
結局、何分延長で終了したのだろうか。
私が退出した後に、「すんごい名言・金言」が飛び出した…かも知れない。でも、今となってはそれは分からない。
なんだかスッキリしない気持ちだけが残る。
時間オーバー対策として、講師のセンセイには持ち時間をあらかじめ短めに伝える、ってのもひとつかね~(長くなることはあっても、短くなることは絶対に無いよね)