最近、風呂場(それもクアハウス)に本を持ち込んで長湯を楽しむ故か、読書量は微増している。
できるだけアタマを使わない軽い本を持っていくようにはしているのだが、一応「月に1作は名作といわれる本を読む」という目標もあるので、そのバランスが難しい。
「名作」読書についてのレポートをするならば、
1月:「1984」(ジョージ・オーウェル)
という状況だ。
「罪と罰」に至っては、慣れないロシアもの、登場人物の名前を覚えるだけでも一苦労。そもそも主人公の名前(ラスコーリニコフ)がいつまでたっても覚えられなかった。最近ようやく暗記で言えるようになったぞ(笑)
そして、今日お風呂に持参したのは、昨日のジュンク堂散策で買った本。
これもたまたま目線の先にあったから買ったのだが、意外な出逢いだった。
これもまだ1/3も読んでいないのだが、既に出てくる人たちがすごい。
高級車(それもロールスロイス!とかフェラーリとか)のトップセールスマン、天丼屋の二代目、そして元三助今風呂屋の主人等々…
出てくる人に味がありすぎる。
偶然なのだが、「元三助今風呂屋の主人」の項では、今は見ることができない「昭和30年代」「バブルの頃」」の風呂屋の風情がリアルに語られていて面白い。これを載っているのを知っていてこの本を買ったわけではないので、なんとなく今の自分は「銭湯」に導かれているところが大きいのだろう。
さて、明日もこの本を引っ提げてどこぞの銭湯に向かうとするか。。。