サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル日記353日目(卒業シーズン)

巷は卒業式の時期だ。

特に、短大や大学の卒業式だと、女子学生が色とりどりの袴なんか着て、構内は一層華やかになるーのが例年。

だけど、今年はコロたんの影響で、何処も式典中止、やるにしても大幅規模縮小を迫られている。

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(なんやら、神戸市では「卒業式に保護者が出席できないのは納得できない」と市側に申し入れをしたらしいが…『納得できない』って、こりゃまた…)

かくいう私も学校関係者なので、この時期は盛装した学生諸氏を見る。特に、入学時から見知った学生の姿を見つけると、ああ成長したなぁ、この先も持てる力を発揮して活躍してほしい、と切に願ってやまない。

いろんな事情があるにせよ、着物の予約をしていた人は式がなくても着付けて貰ったのだろうか。親と、或いは仲間同士で記念写真くらいは撮ったのかもしれない。

カタチだけの式典よりは、若い数年間を、勉学に部活にボランティアに友人恋人作りに心血注いだことを誇りに思い、自分の中の心で区切りを付ければ、立派な卒業式。

数年後、数十年後に、「あの年は卒業式も無くなって酷かったよねー」と、楽しい酒と共に同窓会のネタにでもなれば、それもアリだ。

この春学校を旅立つみなさん、卒業おめでとう。卒業式があっても無くても、あなたの周囲のサポーターは、卒業を祝福しています。

そして、4月からの新たな生活が実りあるものでありますように。神のご加護を。

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