コロナのせいで、散々公開が延期になった「007」の最新作、10月以来公開が始まった。
ジェームズ・ボンドを演じるダニエル・クレイグもいいお歳になって、この作品でボンド映画からの引退を宣言している。
普段映画館に足を運ぶことが無い私が、唯一2年に一回観に行く作品が007シリーズなのだが、今回は足が重い。
映画は、観たい。
だけど、映画館に行くのがツラい…のだ。
元々、映画館の暗くて閉塞的な雰囲気が苦手で、それはミニシアターでもデカいシネコンでもあまり変わらない。
更に、映画館特有のどでかい大音量が地面の底から響くような、アレも苦手だ。
大画面で凄い映像がどーんと色々出てきて、それに合わせてサウンドもどかーん、ガシャーン、と鳴り響くのが普通の人にはワクワクなのだろうが、私にとってはストレスの累積で、状況によっては恐怖にもなり得る。
あと、予告編も好きじゃない。
やたら恐怖を煽るようなシーンとか、いや、私はこんなのが見たくて来てるんじゃないんです、といつも叫びたくなる。
そもそも、集中力が無い落ち着きのない人間なので、2時間もずっと椅子に座ったまま動けない、というのもストレスがかかるし…
とにかく、通常においても、「映画館」のシチュエーションは、自分にとっては非常にストレスがかかる環境なので、昨今のような精神的に疲れている時に2時間、いや、今回のボンド映画は3時間近いので、耐えられる自信が無いない。
情け無いが、調子がもうちょい良くなったら…と思っている間に上映終わってしまいそうだな…
ヘンな食べ物飲み物の匂いもストレスになるかも