共通テスト、の実施日。今日と明日の2日間、全国あっちこっちの会場で、受験生が試験とバトルする。
昔々は、「共通一次」という名前で、国立大学志望の人は必ず5教科7科目受験していた(らしい)。
私はその後の「センター試験」世代だ。センター試験になってからは、受験科目を選択できるようになった。あと、私立大学も、センター試験の結果を利用できるようになって、そこの試験を受けずとも、センター試験1回受けただけで判定してくれる入試システムが導入されるようになった。
ただ、私が受験生だった頃は、いわゆる難関上位校はまだセンター利用はほとんど無かったので、私大の上位レベルに入りたければ、そこの大学の入試を受けるしかなかった。しかもまだそれなりに受験人口多い×大学少ないで倍率は高く、浪人したくなければ1人5校6校受けるのもザラだった。(今考えてみれば、受験料だけでも家計の相当な負担だったことだろう…)
さて、職場の事情ゆえ、この共通テストにちょいと絡んだが、昼ごろほとんど無いインターバルでカップ麺を啜っていたら、「東大で受験生切りつけられる」とショッキングなニュースが飛び込んできた。
その時点では切り付けた犯人は「高校生」としか報道されていなくて、切り付けられたのは東大で当日テストを受ける予定だった受験生の男子学生と女子学生、更に70代の男性と…。
この70代男性はどういう方なのか気になるけれど、ただでさえ緊張の最中にこんな時間に巻き込まれたのだと、本当にお気の毒でかける言葉も見当たらない。
…とにかく、怪我も、そして何より心に受けたショックが少しでも軽くなることを願って止まない。夕方遅くまで、そのことを気にしつつ働いていた。
終業後は、英気を養う為に、十三のお気に入りのラーメン屋で麺を啜った。