サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル日記1072日目(いかなごの釘煮を作る)

大阪湾から播磨灘にかけて、春先になると「イカナゴ漁」がある。

このイカナゴを佃煮にするのが、阪神間から播州海沿いの春の風物詩。

イカナゴ漁の解禁日が近づくと、スーパーにはイカナゴコーナーまでできて、臨戦体制。

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西宮に住んで20年余、こんなものを毎年見ているので、「いつかは自分で作りたい」という野望を膨らませながらも、なかなか実行には移せなかった。

いかんせん、いかなごの入手が難しいのだ。特にこの4-5年は不漁が続いていて、漁期1日、なんていう年もあった位だ。

今年も夢は夢で終わるのか、と諦めかけていたところにキッポーが。相棒、今日平日休みじゃないの‼︎昼前に気付いてLINEで「イカナゴ売ってるか見てきてよ」と指令を出す。

果たしてー

イカナゴ、無事入手。

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イカナゴ1パック。1kg単位で販売だけど、結構いいお値段。

風呂に行って帰ってきた後、夜な夜な釘煮作りに初挑戦。

 

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まずはパックから出して水洗い…

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醤油にみりん、お酒、そこにざらめを大量投入。結構な量の糖分に若干ビビりながらも、どんどん投入。

煮汁を沸かしていく。煮魚の基本、煮立った中に入れないと生臭みが残ってしまうので、ここ重要。

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沸いたところに、イカナゴ投入。一気に入れずに、少しずつ小分けにして入れるのがキモ。

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始めは落とし蓋をして、強火で煮立てる感じ。
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あとは、煮詰めていく。かき回すと身が崩れるので、鍋を揺すって偏りを取る感じ。
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だんだん、釘煮らしくなってきた。

煮汁が無くなったら、鍋から揚げて、冷まして完成。

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できあがり。

甘辛塩っぱい風味がしっかり出た。

ビギナーズラックで、割と美味しくできた。

来年もできるかどうか分からないが、機会があればまたやりたい。