サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバ生活シーズンⅡ 67日目(京都へ)

午後に野暮用があったので、今日は一日京都で過ごした。

京都に行くと、用事の前か後にはお風呂をつける。今日は用事がちょうど午後の時間帯だったので、昼前に1軒、そして用事が終わった後に2軒回ることができた。

そして、京都に行くと楽しみなことは、いわゆる京料理以外のグルメだ。どちらかというとB級、庶民派の味を楽しみたい。

ランチで狙っていたのは「マドラグ」だ。惜しまれつつ閉店した老舗喫茶店、「コロナ」のたまごサンドが食べられるのと、強烈な昭和インパクトのある「お子様ランチ」がある。

藤井大丸にもお店があるので、そちらに行く方がアクセスは容易だ。阪急河原町で電車を降りた後、まずは藤井大丸の「マドラグ」に向かい、迷うことなくたまごサンドをオーダー。

11時前だったので並ぶことなく入店できたが、お昼時は相当な待ち時間を覚悟しなければならないだろう。我々の後にも途切れることなく入店客がやってくる。ほぼ女子2−3名か、カップルだ。SNS映えを狙ったメニューを撮影している人も多い。

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大抵は、店頭サンプルより実物の方がちっちゃくて「がっかり」するのがレストランの常なのだが、ここは逆で、サンプルよりも更にボリュームアップされたものがやってきた。正直、完食無理!と思ったが、気合いで平らげる。ご馳走様でした。

その後、用事の前に一風呂浴びておくか、ということで、朝からやっている「白山湯」六条店へ。高辻店は土曜日定休だし、私は六条店の方が水風呂が広いこともあって好きだ。サウナと交互浴で小一時間ほど過ごす。

ちなみに通常はこの白山湯の向かいにある「笑福亭」という茶そばの美味しいお店で昼ごはんを食べるのだが、今日はマドラグでお腹いっぱいになっているのでその選択は無い。

その後、最近の京都入りの際には常に訪問することになっている安井金比羅宮を詣でて、肝心の用務先に向かい、そのミッションが終わったのが夕方5時半。

今日は淀川の花火大会の日。ということは、花火に行く人帰る人で、夕方から晩、十三のあたりはくちゃくちゃに混むだろう。チョイスは2つあって、「即帰る」か「花火が終わって帰宅客が収まる頃を見計らって帰る」かのどちらか。後者を選択したので、夕食、更に風呂めぐりをして時間を調整することにした。

夕食は中華にしようと思っていた。いくつか候補が浮かんだが、たまたま6時ごろいた場所の近くに、割と新しく開店した飲茶レストランがあることが分かったので、そこに向かってみることに。

店内ではお客さんも中国系の方が多いのか、中国語が飛び交っているし、厨房からも聞こえてくる。どっちに転んでも、「本場が認めた味」ということだろう。

もう長らく香港に行っていないが、確かに本場の味だった。最後にオーダーしたカスタード饅頭など、他の店では味わえないほど中のカスタードが熱々トロトロで、昔よく香港で通っていた大衆飲茶楼の熱気を思い出した。

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その後2軒銭湯を回ったら、河原町を出発したのは22時半を過ぎていた。十三で乗り換えるためホームに降りたら、まだ浴衣姿、お祭りモードの老若男女がそれなりにいる。まあおそらく花火大会が終わった後、近隣の飲食店で飲んだり食べたりしていたのだろう。もう流石に電車は空いているだろう、と思ったら甘かった…

何とかぎりぎりその日のうちに家に帰り着く。長い一日だった。