サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル日記Ⅱ 86日目 サンギョー医に会う

 毎月恒例のサンギョー医面談。普段の職場ではない、「総本山」に詣でる必要があるので、家を出る時間がちょっと早かった。歩いて行けない距離ではないのだが、歩くと30分以上かかる。それはまだいいのだが、今日はあいにくちょうど家を出るタイミングで雨が降っていた。30分以上雨の中を歩く気がしなかったので、オール歩きはやめにした。

 恒例の「で、いかがですか」から始まる面談だが、「良くもなく悪くもなく」な状態。まあ、特段キャラクターに露骨に問題がある人がいるわけではなく、過去に確執を起こした相手がいるわけでもない。また、どうしようもないほど重大な業務を抱えてアップアップしているわけでもない、ので、「悪い」と断言する要素は無いのが現状だ。職場や上司に要望はありますか?と聞いてはくれるのだが、具体的にどうこう、というのは無い。

 面談の最後に、「このサンギョー医面談、これからもやりますか?」と訊ねられた。サンギョー医先生としては、「悪くない」「問題が無い」なら、もう中止でもいいじゃないか、というところもあるのだろう。だけど、年度内、3月までは少なくとも継続しておいた方が自分の心に良さそうだ、となんとなく思った。次の様子をみて決めたい、と返事をした。

 考えてみれば、3月になればまた4月の定期異動の発表があるし、その内容によってはまた気分がだだ下がりになる可能性だって大いにある。そして、だだ下がりになってから自ら面談の予約を入れるのは途方もなくエネルギーを要する。だから、こうやって保険がかけられるのはセイフティーネット的な役割もあるのだ。