サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

297 施設見学(内から外から)

 今月2回目の帰省。今回は相棒が「たまには東京でも行くかぁ~」に引っ掛けたもの。ちょうど10月は日曜がほぼ予定で埋まっているし、そろそろショートじゃない施設を探さないといけないのもあるので、父親が入ることになる施設を探す手助けをする時期でもある。

 朝10時のフライトを予約して、8時半過ぎには伊丹空港に着いていたが、嫌な予感は当たるもので、機材整備に時間を要して出発が30分遅れた。本来の出発時刻である10時の時点でまだ搭乗口前に並んでいたので、その時点で遅刻が確定したわけなので、妹に連絡。当初予定していたAプラン(リムジンバスで移動)は無くなったよ、とLINEする。やはり、前もって「リムジンバスに乗れなかった場合のBプラン」を練っておいてもらってよかった。

 途中飛行は順調だったものの、着陸してからも少々時間を要したので、結局30分遅れは到着時も変わることは無かった。もう迷うことは無かったので一目散に京急乗り場に向かい、神奈川乗り換えでJR横浜線に乗る。

 途中の長津田駅に車を回してピックアップしてもらった。長津田からほど近い施設が1軒目の見学先だ。そこで1時間半弱、説明を聞き、部屋も見せてもらった。ここはスタッフも感じが良くて、説明も聞いていて安心できる感じだった。ただ、現状空きが無いので、申し込みして空きを待つしかない。

 2軒目は土日の見学はできないということなので、建物の外から外観チェック。場所と外観だけでも知っておくと、アクセスと周辺環境が分かるので。妹が車から降りて、パンフレットは貰ってきてくれた。

 続いて3軒目は、2軒目の施設から車で約20分走ったところ。いわゆる「サ高住」と言われる分類のものだ。なので、ワンルームマンションの1室に安全性が備わったもの、というイメージ。実際、説明では部屋の賃貸借契約が必要になる、とか、電機やガス水道も契約してね、等々、契約だらけになることが予想される。施設に入る人は病状や健康状態もさまざまなので、部屋には洗濯機置き場やミニキッチンもあったけれど、手足が不自由だから介護が必要なうちの父親にはミスマッチな設備だな…。

 最後4軒目は、2軒目に回ったところと同系列の施設。ここも外から見るだけ。住宅街の真ん中にあって、家庭的な雰囲気ではある。そして、妹曰く、電車でも行きやすい場所なのだとか。他の場所は駅からかなり離れていたり、バスで行かないと辿り着けないので、電車でも行ける、というのは、ポイント高いのだろうか。ただ、本人はもう電車で移動することは無く、電車利用は見舞いに行く家族のみだし、それも電車で行くかなあ(結局、みんなで同乗して車で出かけるのがメインになりそうだ)。そして、その車でのアクセスが結構道がせまかったりなので、ここは評価が分かれるところだと思う。

 とりあえず4つ見て、3番目のサ高住は我が家のニーズにはちょっと合わないかな、という感じで、申し込み対象から外すことの合意はできた。残りの3軒はどこも満床なので、とりあえず予約をして、空きの声がかかるのを待つことにする。

 今まで殆ど縁の無かった介護業界だが、サービスの種類もさることながら、使う方法(介護保険だとかなんだとか)も「教えてもらわないと知らない、分からない」ことばかりだ。