サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

463 葬儀に出てとんぼ返り

 伯父の葬儀は10:30からだった。

 駅までどうやって行こうか、と考えていたら、妹が車で最寄り駅まで行ったらいい、という。自分が帰りに車を回収するから…と言い張るので、足のあまりよくない母親もいることだし、結局折れてそうすることにした。

 駅前のショッピングモールの併設駐車場に車を停めて、言われたとおりに駐車券も車内にセットし、車を降りたら忘れないうちに母親に車のカギは渡しておいた。

 家族葬の割にはやたら豪華な祭壇になっていて、親族が張り合うように供花を出していたので、なんだかちょっとびっくりした。伯父にも20年以上会うことが無かったが、そんなに大きく印象が変わっていたわけではないのと、遺影は伯父らしいものだったので、そんなに違和感はなかった。

 しかし、私と従姉妹以外は全員75過ぎだろうか、もう高齢者の高齢者による高齢者のための高齢者ばかりの葬儀…というのが日本のスタンダードになっていくのだろうか、そんなことを考えた。

 私は葬儀だけ参列して火葬場への同行は辞退したので、霊柩車が行くのを見送って義理は果たす。霊柩車がセンチュリーだったので、嗚呼葬儀のランクで差をつけるってこういうところだよなあ、と3か月前に準備した手前そういうところも気づくようになった。

 地下鉄に乗って新横浜に向かい、半日前に来た道を戻る。スマホのアプリからちゃっちゃと新幹線の予約はできるのだが、今回初めて「Swork」とかいう座席を予約してみたら、これは失敗だった。要は「リモートワークができる」座席だったのだ。隣の葉加瀬太郎くずれな兄ちゃんというかおっちゃんはオンライン会議してるので、映り込まないか心配になったし、通路挟んで隣のお兄ちゃんはえんえん電話でクレーム対応の指南をしているっぽかったし…私は基本新幹線の車中では爆睡しているかせいぜい読書しかしないので、今度からはやっぱり普通席を予約することにしよう。

 フツーに17時前に職場に戻り、そこから2時間ほど仕事をしてから帰宅する。横浜からの帰りは食べるものはキープしてある(=シウマイ弁当を買ってある)ので、晩ごはんの心配が要らないのがせめてもの救いだ。