サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル日記925日目(赤い日から黒い日へ)

今日は10月11日(月)。

もともとは「体育の日」だったが、今年2021年はゴタゴタの東京オリンピックの影響で、名前を変え、更に7月に移動してしまった。

なので、今日は「普通の日」で、カレンダーは大抵「赤い日」になっているけれど、もはや「普通の日」だ。

我が家は気が付いたらカレンダーを部屋に掛けたりしない家になっていたので、今日が赤から黒に替わっていたのは、職場に来て手帳を広げてようやく思い出した。

これで10月は連休が、というか祝日が無くなってしまった。

11月には2回ある祝休日が、より一層ありがたみを増す。

そして、令和になって天皇誕生日も12月から2月に移動。ただ、12月の休みが減っても、年末はだいたいお休みがあるので、そこまでの喪失感は無いかな…

(そういえば、2月の祝日は、もともと休みが無かった2月なので嬉しい反面、ただでさえ短いひと月が更に稼働日が減る!!と、若干の焦りが生じた記憶がある…)

 

閑話休題

今週のお題「お風呂での過ごし方」かぁ。

自宅では風呂に入らない(シャワーしか使わない)ので、お湯に浸かるのはもっぱら銭湯に行く時だけだ。

何をしているか、というと、最近は炭酸泉で「浮いている」ことがほとんど。

考え事すらせずに、ボーッと脳を解放するように過ごしている。

最近の銭湯では、サウナの中どころか、浴槽に浸かりながらでもテレビが見られるようにしている施設も多い。

自宅の風呂にテレビがついていたり、スマホなんかを持ち込んで見ている人が増えているからだろうか。

ただ、個人的にはテレビは無い方が嬉しい…情報過多になっている脳みそや、心を休めたいので、新たな刺激は極力遠ざけたい。

百歩譲って、音を消して文字放送にしてくれたら、少しはマシなのだが、大音量で野球中継やバラエティをダダ流しされると、ちょっと辛い。

 

サバイバル日記924日目(銭湯での戦闘)

今日は10月10日、風呂好きなら「銭湯の日」だ。街中銭湯は薬湯やファミリー割引などのイベントでお客さんを呼び込んでいるだろう。

かくいう私は、日中に年に一度のイベント(=発表会)を終え、お決まりの湯櫻に夕方ピットイン。

というのも、湯櫻さん、「サウナイキタイ」でのサ活が1000を超えたということで、このセントーの日に1000回仰ぐぞ企画が立ち上がっていて。いつもなら最大でも2回くらいしか熱波に与れないのだが、今日はロウリュ(アウフグース)の回数倍増‼︎

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そして、18時からと20時からの岩盤浴エリア熱波を受けることにしたのだが…

あり得ない熱気‼︎

次々走り去る人。

上の段など怖くて座れない。

下の段でも、だんだん腕などヒリヒリする感覚。

最後まで耐えるのが精一杯…ほぼ熱波戦争のようなナイトだった。

あ、誤解のないように言うと、ロウリュ(アウフグース)っていうのは我慢大会でもなく、熱けりゃいいってモノでもなく、たまたまオーディエンスのニーズに応えていた結果、である。

何処の銭湯でもいつでも暴力的な戦闘ロウリュなわけではないので、安心していただきたい。

風呂場に行くと、インフィニティチェアが1台増えていた。これも、1000サ活記念で、支配人が自腹購入して置いてくれた、らしい。

此処の銭湯は、お客さんとスタッフの距離感も程よくて、お客さんのニーズに応えるのも速い。

これからも応援したく施設であることに間違いない。

ご近所の方も、そうでない方も、是非機会があれば湯櫻に立ち寄ってみてほしい。

サバイバル日記904日目(サウナもロウリュも日本式に進化する)

いつも行っている銭湯、今日はお客さんが多いなぁと思ったら、連休の最終日に加えて、縁日イベントやってるわ、更に有名な熱波師が来て仰いでくれるわ、と集客効果満載の日だったようで。

そういえば、場内何箇所かに「熱波師来訪‼︎」と貼り紙があったけれど、むしろ普段ここの銭湯に来ている人よりも、熱波愛好家、あるいはこの熱波師のファンで、普段は別の銭湯に行っている人が多かった気もする。

なるほど、カリスマ来たる、とSNSで告知すると集客効果があるのか…しかも普段はユーザーじゃない層への認知度アップかぁ…

そして、発信力の高い一般顧客を味方に付ければ、下手に広告料払って媒体に載せてもらうよりはるかに訴求力が高くなる。デジタルSNSの威力ここにあり、ってやつだ。

 

話が少し逸れたけれど、最近はサウナに「ロウリュ」がつきものだ。

ただ、日本のスーパー銭湯、サウナセンター界隈の「ロウリュ」というのは、本国フィンランドのソレとはちょっと違う。

大抵、ロウリュができるサウナルームのサウナストーブの上にはストーン(石)が置かれている。石焼芋を作る、まさに石を焼いている状態だ。

そこに、水を少しずつかける。サウナルームのイベントでは、芳香付きのアロマ水なことが多い。そうすると、「焼け石に水」の字のごとく、あっという間に水蒸気となって、サウナ室内には熱した水蒸気がムンムンと立ち込める。

サウナ室の温度は上がらないけれど、湿度が急上昇することで、体感温度はかなり上がる。

…ここまでは、フィンランドでもある一般的なロウリュ。そもそも、ロウリュとは、この「サウナ石に水をかけて立ち上る蒸気、あるいはこの蒸気を発生させる行為」を指すらしい。

日本のサウナでは、この後、スタッフがでっかい団扇やバスタオルで空を扇いで、お客さんに熱波を送るのだが、フィンランドではこのスタイルは無い(というか、現地で確かめたことはないで断言はできないが、方々からの情報で、フィンランド人が「フィンランドではない」と言っていることを知っている)。

むしろ、この熱波を送るサービスはドイツでポピュラーな「アウフグース」だ。

実はドイツ人、結構なサウナ好きで、大都市には大抵サウナ施設がある。

私はベルリンの中で2ヶ所のサウナに行ったことがあるけれど、以前の日記でも紹介したVabaliは、まさにアウフグース天国だ。

 

sabasabadays.hatenablog.jp

 

ドイツのアウフグースは、熱波師(Aufgusser)のショー的な要素が結構強い。

時間通りにやってくると、まずは自己紹介をして、これからのショータイムの内容を簡潔に説明。アロマの種類と効用とか。

そして、アロマ水注入は3回に分けて行う。勿論、3回目が一番強烈になるように仕掛けられている。トータルタイムで10分以上15分程度はかけている。

代わって日本のスーパー銭湯やサウナでは、「時間が来たからとりあえずやっている」というオーラが出まくりの場合もある。

確かに、やっている方は暑いし疲れるしなのは分かる。でも、「とにかく一刻も早く此処から出ていきたい」気満々で、あっという間に終わってしまう団扇仰ぎをドイツのアウフグースと一緒にするのも申し訳ない。

日本では熱波師の公認資格とかは無いから、オレが熱波師だ!と言えばそれまでなんだろうけれど、できればドイツのアウフグースなんか体験してブラッシュアップしてもらいたいものだ。

決してドイツ式にしろ、といっているのでは無い。サウナと同様、日本の文化に上手く融合するような、ひとつのカルチャーとして醸成していってほしいのだ。

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タオルで熱波

 

 

ニュウヨーク出張:名湯宝乃湯(兵庫県宝塚市)

キャンプの後は、できるだけ地元の温泉、あるいは銭湯に寄って帰りたい。

キャンプの最中に風呂やシャワーは求めないけれど、撤収が済んだらサッパリしたいのだ。

しかし、時間帯によっては開店時間に合わなかったりで、現地での入浴がかなわないこともある。

そういう時は、とりあえず近くまで戻り、高速を降りてから何処かに寄る。昼になれば、大抵のスーパー銭湯はオープンしている。

今回も、そのパターンで、中国道宝塚ICを降りて少し走ったところにあるということで、立ち寄った。

建物の1階が駐車場になっている。かなり狭めなので、ゆっくり落ち着いて駐車するのがキモ。

入口はなんだか温泉旅館みたいだ。

靴箱は100円リターン式。小銭の準備を。

2階に上がると券売機があって、そこで入浴券その他諸々のオプションを購入。

買った入浴券、靴箱のカギと引き換えに、ロッカー鍵を渡される、というシステム。

中は割と広い。洗い場も相当数ある。特徴的なのは、露天ゾーンにお風呂のバラエティがあること。多様なジェット風呂、炭酸泉、水風呂は全て露天ゾーンにある。

極め付けはここの最大の売り、有馬温泉と同じ赤茶色の金泉が、掛け流しになっていて入り放題‼︎

しかも、第一源泉、第二源泉、と、少し温度が違うのに加えて、ぬるい源泉もあるので、源泉三兄弟だ。

ただ一つ惜しいのは、浴槽がどれも一つ一つは小さめなので、ゴールデンタイムに行くと混み合って芋洗い状態になってしまうかもしれない。

ゆったり入りたいならば、空いている時間帯を狙って訪問するのが良さそうだ。

他にもサウナ3種類や備長炭入り内湯など、結構充実した施設だ。

なんといっても金泉な温泉、一度は試す価値有り。

 

名湯 宝乃湯
兵庫県宝塚市中筋3丁目3番1号
TEL.0797-82-1126

アクセス JR福知山線中山寺」駅より徒歩10分

基本は車でのアクセスになりそう(駐車場無料)

JR中山寺、阪急中山観音、山本駅から送迎バスあり

定休日 基本無し、ただしメンテナンスの為の臨時休館あり

営業時間 10:00-20:00 ※緊急事態宣言中の営業時間

サウナ 有り (ドライサウナと塩サウナ、ミストサウナの3種類)

水風呂 有り 露天ゾーンにある

シャンプー石鹸 備え付けあり

備考 タオルは販売のみでレンタル無し

   クレジットカード等利用不可 現金のみ

   靴箱は100円リターン式

   

 

サバイバル日記897日目(神戸レディススパ、休業するってよ)

サウナー人口も増えてきて、雑誌にテレビに、サウナがメディアを席巻する頻度もかなり増えてきた。

「サウナ●キタイ」なんていう、サウナ検索サイトが大繁盛、空前のサウナブームの真っ只中。

もはや、サウナは「終電逃したおじさん達の深夜の居場所」ではなくて、老若男女問わずなカタルシス、サードプレイスになりつつある。

そんな中。

神戸・三宮にある、老舗サウナ、神戸サウナ&スパの女性部門、神戸レディスパが、9月13日以降休業すると。男湯の神戸サウナの方は営業継続だそうだ。

ここからは、神戸レディススパ(以下、神レ)について、かなり辛口にコメントする。もし、読者に神レに心酔しているファンの人がいて、気分を悪くしたら申し訳ない。

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いつかはこうなるのでは、というのが、コロナ禍の中であった。最初は、自治体からの営業自粛で、男女とも営業自粛とか、時短営業とか。そのうち、レディースゾーン「だけ」の営業制限がかかるようになった。レディース「だけ」カプセル休止、タオル使用制限、そして今回の休業。

恐らく、だけど、レディースゾーンは、集客が芳しくないのだろう。無理もない。元々、サウナやカプセルホテルは男性がメイン。客が増えたといっても最近の話で、しかもイーブンにはなり得ない。

個人的には、メディア媒体なんかで男性ゾーンを見るにつけ、フロア面積もそうだし、設備が違いすぎる、と思う。それでいて、入浴料は同じなのだ。率直に言って、客目線ならば「割が合わない」と感じるだろう。

私の気持ちが離れていったのは、一連の「女性ゾーンのサービス低下」そのものよりも、それに対する顧客への説明、対話がなかった事だ。

常連と思われるお客さんが、「コロナ禍で、使用済みのタオルを持っていく方が感染が怖い」とか、「男性は制限無いのに、どうしてですか」と、店の公式アプリ上でも、対応改善を投げかけていた。

それなりの声があったはずなのに、一才応えない。

殿様商法というのか、「こうやってやるから、来るなら来い、嫌なら来んな」という空気すら感じる。

正直、常連のお客さんの声すらスルーしているような経営体質に、ホスピタリティなど感じ得ない。

最近は、新規オープンや改装に合わせて、女性のサウナや温浴にも力を入れている施設が増えているから、敢えて神レに行かなければ、という理由も無くなりつつある。

神レの常連さんは残念かもしれないが、逆に、「本当に」いい施設なのか再認識する機会でもあるから、是非他のサウナ施設も訪問してほしい。

そういう訳で、個人的には「あーやっぱりな」という気持ちだ。

レディース部門が不採算でお荷物ならば、いっそ、男性専用に振り切ってしまうのもひとつだ。

例えば、東京・池袋の「かるまる」は、このサウナブームの中の新規オープンだけど、敢えての男性専用。

中途半端は、経営側にとっても、利用客にとっても、不完全燃焼を生むのではないかね…。

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ニュウヨーク出張:とがやま温泉天女の湯(兵庫県養父市)

キャンプ帰り、汗だくになった身体をキレイにしたい。

最近は撤収後の風呂場も探してからキャンプに行くようになっている。

今回訪問したのは、キャンプ場帰りに比較的立ち寄りやすい場所にあった「とがやま温泉天女の湯」。キャンプ場でも宣伝していたので、最寄のお風呂はここなのかな。

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場内は開放的で、畳み張りの休憩スペースもある。

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お風呂は1階と2階に分かれていて、奇数日は女性が1階らしい。訪問した日は女湯が1階だった。

露天風呂が広くて、しかもお庭の木もたくさんあっていい感じ。先日訪問した「比良とぴあ」より、更にお風呂も庭も広い。

そして、比良とぴあ同様、冷泉の源泉に浸かることができる。水風呂が無くても、この冷泉が水風呂代わりだ。こちらの冷泉は露天ゾーンにあって、お一人様用のバスタブになっているので、冷泉を独り占めできる。

せっかくなのでサウナも入ってみた。扉を開けると、3段式ひな壇の最上段にいる格好。アチアチが苦手ならば、そこを進んで下の段に座ることになる。

結構ご立派な大きな箱で、詰めれば18人くらいは入れそうだ。ただ、現状コロナの影響で「定員6人」ということになっている。

サウナはガス式遠赤外線で、サウナ前の最下段だと30㎝、あるいは50㎝しか離れていないことになるので、結構間近で熱波を受けることになる。

大き目の窓がついていて、外の庭の木々が見えるのがいい雰囲気。

養父の方面にはキャンプ場も多いので、次にアウトドアに出向いた時にも再度訪れたい。

とがやま温泉 天女の湯

兵庫県養父市八鹿町高柳488-1

アクセス 北近畿道八鹿氷ノ山I.C.下車後、左折500mトガ山交差点右折すぐ

    JR山陰本線 八鹿駅下車

    タクシーで約10分または全但バスとがやま温泉行きで約10分

営業時間 10:00~21:00

定休日 毎週木曜日

サウナ 有り

水風呂 源泉(冷泉)が水風呂代わりになっている 24℃くらい

シャンプー石鹸 備え付け有り

料金 大人(中学生以上)700円

www.togayama-tennyo.jp

 

ニュウヨーク出張:天然温泉比良とぴあ(滋賀県大津市)

琵琶湖キャンプの帰り道、お風呂に寄って帰りたいなあ、と思っていたら、こんなところがあるではないか。「道の駅」で少し時間を潰し、開店と同時に入ることにした。

場所的に、キャンプやBBQ帰りに立ち寄るのに絶好のロケーションだ。あるいは比良山の山歩き帰りの人も多いだろう。

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メインは温泉だけど、面白いのは併設している庭というか林に、マレットゴルフという、ゴルフとゲートボールの合いの子のような競技ができる場所が設けられていること。

 

巨大ではなく、むしろ小さ目のスーパー銭湯といった風情だけど、必要なものはちゃんと揃っている。天然温泉で、露天は庭がきれいだ。

この時期は、水風呂代わりになっている源泉(冷泉)がとても気持ちいい。サウナの後にこの源泉に入っていると、文字通り「染み入る」感が半端なかった。

私は10時の開店と共に入店し、さくっと体を洗って風呂に浸かっていたが、ほどなくして同じ考えの人が大量にやってきた。洗い場待ちの列もできていたので、レジャー帰りに立ち寄る場合は、開店待ちするくらいの勢いか、逆に第一陣が帰るくらい(11時以降)を狙ったほうがいいかもしれない。

全体的に満足度は高く、湖西にレジャーに来たら、また寄りたいところの一つになった。

 

天然温泉 比良とぴあ

滋賀県大津市北比良1039-2

アクセス 国道161号より志賀バイパス比良ランプ方面へ約1分

     JR湖西線「比良」駅から徒歩約20分 ※送迎バスもあるらしい

営業時間 10:00~21:00

定休日 年末年始、その他メンテナンスによる臨時休館あり

サウナ 有り(スチームまたはドライサウナ)

水風呂 源泉(冷泉)が水風呂代わりになっている 24℃くらい

シャンプー石鹸 備え付け有り