サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル日記897日目(神戸レディススパ、休業するってよ)

サウナー人口も増えてきて、雑誌にテレビに、サウナがメディアを席巻する頻度もかなり増えてきた。

「サウナ●キタイ」なんていう、サウナ検索サイトが大繁盛、空前のサウナブームの真っ只中。

もはや、サウナは「終電逃したおじさん達の深夜の居場所」ではなくて、老若男女問わずなカタルシス、サードプレイスになりつつある。

そんな中。

神戸・三宮にある、老舗サウナ、神戸サウナ&スパの女性部門、神戸レディスパが、9月13日以降休業すると。男湯の神戸サウナの方は営業継続だそうだ。

ここからは、神戸レディススパ(以下、神レ)について、かなり辛口にコメントする。もし、読者に神レに心酔しているファンの人がいて、気分を悪くしたら申し訳ない。

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いつかはこうなるのでは、というのが、コロナ禍の中であった。最初は、自治体からの営業自粛で、男女とも営業自粛とか、時短営業とか。そのうち、レディースゾーン「だけ」の営業制限がかかるようになった。レディース「だけ」カプセル休止、タオル使用制限、そして今回の休業。

恐らく、だけど、レディースゾーンは、集客が芳しくないのだろう。無理もない。元々、サウナやカプセルホテルは男性がメイン。客が増えたといっても最近の話で、しかもイーブンにはなり得ない。

個人的には、メディア媒体なんかで男性ゾーンを見るにつけ、フロア面積もそうだし、設備が違いすぎる、と思う。それでいて、入浴料は同じなのだ。率直に言って、客目線ならば「割が合わない」と感じるだろう。

私の気持ちが離れていったのは、一連の「女性ゾーンのサービス低下」そのものよりも、それに対する顧客への説明、対話がなかった事だ。

常連と思われるお客さんが、「コロナ禍で、使用済みのタオルを持っていく方が感染が怖い」とか、「男性は制限無いのに、どうしてですか」と、店の公式アプリ上でも、対応改善を投げかけていた。

それなりの声があったはずなのに、一才応えない。

殿様商法というのか、「こうやってやるから、来るなら来い、嫌なら来んな」という空気すら感じる。

正直、常連のお客さんの声すらスルーしているような経営体質に、ホスピタリティなど感じ得ない。

最近は、新規オープンや改装に合わせて、女性のサウナや温浴にも力を入れている施設が増えているから、敢えて神レに行かなければ、という理由も無くなりつつある。

神レの常連さんは残念かもしれないが、逆に、「本当に」いい施設なのか再認識する機会でもあるから、是非他のサウナ施設も訪問してほしい。

そういう訳で、個人的には「あーやっぱりな」という気持ちだ。

レディース部門が不採算でお荷物ならば、いっそ、男性専用に振り切ってしまうのもひとつだ。

例えば、東京・池袋の「かるまる」は、このサウナブームの中の新規オープンだけど、敢えての男性専用。

中途半端は、経営側にとっても、利用客にとっても、不完全燃焼を生むのではないかね…。

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