いよいよ東京最終日。ニュウヨーク記録を増やすためには朝湯に行かねばならない。
というわけで、朝湯やっている銭湯を探し、千駄木の「ふくの湯」さんにお邪魔。
いきなり入口が階段だけど、昇降機が付いているという足腰悪い方にも配慮された構造。
中はトラディショナルな雰囲気を遺しつつ、スタイリッシュな内装になっていた。
入口入ってすぐ、真ん中に八角形のカランが独特。
お昼は、東京に来たら絶対に食べたいと決めていた鰻のために、目黒に向かう。
目黒のサンマではなく、目黒の鰻だ。
普段の生活や仕事のエリアとは全く関係の無い目黒不動前に位置する「にしむら」。
つまり、鰻を食べるためだけに行くのだが、1階の鰻焼いている雰囲気とか、全てが気に入っている。
持ち帰りもできるが、イートインした方が断然美味しいよね、というわけで開店の11時を目指して並ぶ。
キター‼︎ ちなみにこれで中サイズ。今の私にはこれで充分。
特上を頼むと、このサイズの鰻がダブルで乗る。
白焼×蒲焼のミックスなんか頼んだら最高だ。
せっかくなので、ちょっとだけ目黒不動に立ち寄って中を見学。
その後、不動前から地下鉄を乗り継いで、旧国立公衆衛生院の建物を見に行く。
相棒からの提案。
確かに御立派…(今は機能は埼玉の和光に移転してしまい、建物は博物館や港区の公共スペースになっているみたいだ。なんと贅沢あるいは勿体ない使い方だろう…。)
そこから本当は青山の清水湯に行く予定だったのだが、これも下調べ不足で定休日だということが発覚。仕方ない…他を当たらねば…。
昼一から入れそうなところ、ということでアタリを付けると、稲荷町の寿湯が開いていそう。
地下鉄で移動すると、店の前は「アベンジャー」一色だった。
ちなみに店の中もアベンジャーでジャックされていた。
壁のペンキ画も、桶も、薬湯もアベンジャー絡み。好きな人はたまらんだろう。
そういうわけで、東京銭湯巡りは4日間、合計12湯で幕を降ろした。
これまでも年に3回くらいは出張や観光で東京に行っていて、泊まるホテルもいつも銀座の同じところだった。
けれど、今回のように「街中の銭湯」にひたすら向かう、という旅は、今まで見たことの無い普通の生活の匂いのある道中を歩く。新たな発見がたくさんあって本当に面白かった。
次に東京に来る時も、仕事や観光に絡めて新たな銭湯に行ってみよう。(あるいは、今回行って気に入ったところにリピートをかけてみよう)
お腹が減ったので、飛行機に乗る前にシウマイ弁当を食す。
崎陽軒は横浜本拠だけど、そんなの関係ねー。元横浜市民としてはシウマイ弁当はソウルフードだ。
しかも、この紐かけ弁当は横浜工場で作られている証だ。
今だけ限定パッケージになっているなぁ。
ちなみに、この弁当の中身、見事なまでに発売当初から変わっていないそうだ。
私が子供の頃、記憶の一番古い時は450円だったと思う。それが500円になり、550円になり、…今は830円。
それでも、数ある弁当の中でこの黄色い包みを見つけたら迷わず買ってしまう。
お腹も心も満たされたので、飛行機に搭乗した瞬間爆睡。伊丹空港に着陸し、ドスンという着陸感で目が覚める。
「おウチに帰るまでが遠足」なので、若干疲れた身体ながらカート引きずり、阪急電車に乗って無事帰宅。
また行くぞ!東京風呂巡り。