サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル日記39日目(降ってわいた話、それも明日までって)

私が勤めている職場には「目標管理制度」という人事考課の中の一制度があり…

就職当時には無かったのだが、ある時から当時の理事長がそういうことがお好きだったようで、導入された。

正直、他にも書かねばいけない書類が多いのに、更に余計なものが1枚加わった、(そして、労力がかかる割には役立っていない)と現場からは不評の嵐である。

第一、従来の人事考課制度とスケジュールは全く変わらず、それに「強引に」乗っけた感ありありなので、目標設定の時期設定からしていびつなのだ。

 

基本、ワーカーの採用は4月1日しかない。異動も4月1日付の1回だけだ。

だから、4月に何処ぞかに配属・配転になる→そこでの職務が決められる(あるいは既に決まっている)→1年間やってみる→年度末にその成果を報告する、というサイクルになっていなければおかしい筈だ。

しかし、現実はそうではない。

他の書類の提出期限が「年内」なので、それに合わせる為に(そうとしか思えない)、目標設定期間が11月ー翌年10月なのだ。

それって絶対におかしい。だって、同じ部署内に居ても、異動や昇進降格で業務内容が変わることは当たり前だが想定内だ。ましてや異動の可能性だってあるのに、なぜそのサイクル?建前上は、「異動やジョブローテーションで業務内容が変わった場合は変更後速やかに上長と面談の上目標を設定し…」となっているが、往々にして4月は全員忙殺の時期なので、面談もクソも何もできないまま悶々として1ヶ月を終えることになる。

私の場合、2018年も2019年も4月1日付で異動したので、2年連続で「悶々とした1ヶ月」を過ごした。

(この制度が始まった時のコンセプトとして、上位者の目標に従って下位のものが実務をやる、という構図なので、上位者がどんな目標を持っているのか明らかにしてくれない限り自分の目標が立てられないー少なくとも合致するかわからないのだ)

もちろん、勤続20年近くなるし、制度のことも分かっているから、上長が何も行ってこないからといって何も考えずに4月ホケーっと過ごして無駄にするわけにはいかない。なんとなくのマイ目標を決め、更には上長よりも先に前任のZさんが「私の目標はこれだったから、これを引き継いでもらえばあれこれ考えなくても済むかも…。」と気をきかせて彼女が持っていた目標を教えてくれた。

(Zさんも4月に業務変更になったので、目標の立て直しが必至の人である。)

 

目標は3つ書かないといけない。

とりあえず1つ目は、4月復帰直後に頑張った業務の中で問題意識を持っていることがあるので、それを書いておくことにしよう。

2つ目はZさんから譲り受けたお仕事。これも「やらねばならない」のだから入れておく。

さて、3つ目どうしようと思っていたところでN課長から(ようやく)目標管理の話が出た。

昨日の夕方だ。

「明日、話しましょう」

と言って、今日帰る直前に(だって木曜は午後から病院に行くから)、「実は、某所との協定締結の話が来ていて…それを業務としてやってほしいのでそれを目標に入れてもらえないか」と。

はぁ。。。

協定、締結、ですか。。。

前例はあるけれど、その話初耳ですわ…

と、また脳みそが焦げるような話を聴かされる。

そして、「悪いけど、目標管理の提出期限が明日なので、明日までに組み立てといて」と…

それって、明日の午前中にやるしかないではないか!

幸い、別件は予定より早く片付いたので身体は空いているけれど、「初耳」が続くと脳は焦げる。

焦げたアタマで早退し、病院に向かった。これは病院の後に湯治が必要だな。