サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル日記66日目(温冷交代浴で「整って」みる)

月曜日・火曜日は諸般の事情(体調不良)で銭湯に行けなかった。

いや、仮に行ったとしても、暑さと疲労で風呂場でぶっ倒れていたに違いない。

或いは、風呂場で粗相をしでかしてしまい、周りのお客さんにご迷惑をかけて出入禁止の憂き目に遭っていたかもしれない。

それを鑑みれば、2日間のニュウヨーク出張中止は妥当な判断だった、と言えるだろう。

で、さすがに今日は風呂屋に行かなければ気が済まない、と、朝から悶々していた。

絶対に今日は早く帰ってニュウヨーク出張するのだ。

果たして定時に職場を出る。

最近は天気もかなり暑くなり(気温が高いのより湿度が高いのが苦しい原因)、職場でエアコンがガンガン入るようになった。大部屋なので、効きがいいところと悪いところの差が激しいらしく、エアコンの設定温度が25℃になっている(驚)。この部署も冷房戦争か…

冷房戦争になると、「寒い」という人間は部が悪い。「着込めばいいだろう」と言われるのがオチだから。実際、外を歩く時には半袖一枚でも暑いけれど、一歩オフィスに入ると長袖の上着が手放せない。それでも寒いと感じる日があって、フリースのブランケットを持ってこなくては、と思う日々なのだ。

そんな「シベリア」に1日いると、自律神経もそりゃおかしくなるようで、脚がむくんでいる感じはするし、感覚もなんかおかしくなっている。

晩少し遅くなるのを覚悟で、六甲に向かった。

遥か昔に一度か二度入った中華料理屋さんが六甲道の駅の近くにあって、そこが営業しているようだったので、ニュウヨーク出張の前に立ち寄った。

どうやらオーナーが変わったようで、ホンモノの中国人の方がオーナーになったようだ。注文の時やその後も、厨房の旦那さんとおかみさんとで中国語のワヤワヤ言う会話が繰り広げられていた。

いつものお風呂やさんに辿り着く。

時間は多少前後するけれど、ほぼ週1ペースで通っているから、常連さんの顔もだんだん覚えてきた。

内湯もいいけれど、露天風呂の方が若干ぬるめでゆったりと入れる。

今日はとにかく、「自律神経を整えたい!」から、交互浴を激しく温冷繰り返すのではなく、5分強熱いお湯に浸かった後、1分から1分半水風呂に浸かって引き締め、その後、今までやっていなかった「外気浴」を挟んでみた。

コレが強烈に効いた。

幸い、21時前、奇跡的に入浴客が少なかった。私ともう1人の常連のマダムだけがお湯に浸かっている時もあったくらいで、贅沢なひと時だった。

水やお湯の流れる音だけが響く空間で、温と冷が交わる不思議な感覚をじんわりと味わう。

じわじわと感じる、無限大に続く拡張していく?そして戻ってくるような不思議な感覚、これをサウナーな方などは「整う」と呼ぶのだろうか。

いずれにしても、お湯であっためて、心地よい水で引き締めて、そして外気浴で中和する−まさに湯水と自分との調和。

「正しいサウナの入り方」で、「サウナに入る、水風呂、静養(外気浴含む)がワンセット」と書いてあった。

metos.co.jp

なるほど…よくみなさんがやっている水風呂の後、即熱湯に帰る、というのは「整う」やり方ではないのか…

いやはや今日の「3ステップサイクル」を踏むことで、余りに心地よい「整い」体験をしてしまった。

きっと明日も来てしまうだろう。いや、絶対来るな、コレは。