サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル生活79日目(どうしても備えなければの気持ちが抜けない)

今の部署には、工程管理のエクセル表がある。

これ、今まで同部署で業務にあたっていた皆さんの「遺産」である。

大体、毎年のルーティンの仕事は決まっているから、●月●日辺りにコレをする、というのが見事に可視化されている。素晴らしいツールだ。

全く新規の事業に関しては、この工程表を見ながら、繁忙期や絶対外せない日を避けて(新しい)作業日程を組めばいい。私のような新参者にもスケジュールのちょいと先が見渡せる、非常に有難いツールである。

しかしながら、逆に「見渡せる」ことで、個人的には弊害もある。3ヶ月のサバ生活と、4月の復帰以降の生活スタイルの大転換で、時間感覚がまだ身に付いていない。というか、「絶対に17時までしか仕事できない」という仕事生活をするのが、この4月以来なのだ。先の予定が詰まっていると、「あと●日あるし」ではなく、「あと●日しかない」と考えるのが私なのだ。「●日しかない」→「やれるうちにやれることをやっておかないと」→「17時までしか仕事できない」→「やり残しができる」→「焦燥感、軽い不安」(実際には翌日に巻き返しが利くことが殆どだが)→「明日大丈夫だろうか」と思ってしまう→週末も気持ちが晴れないモードになる、という負のスパイラルに入ることもある。

実際には業務量が多くて押し潰される、という「現実」はまだ無いのだが、「あれもやらないと、これもやらないと」という(要らん)心配が焦燥感に繋がっている。

せっかく社会復帰したのだし、今の仕事はそれなりに自分の中で充実感を感じている。だからちゃんとやり遂げたい、という気持ちがあるし、逆に今のところでコケたら、「前の部署」がダメだったんじゃなくて、「何処でも」ダメなんじゃないの…と、周囲も自分も評価するのではないかというプレッシャーもある。

「理想」や「(自分の)思い」と「現実」にギャップができているなぁ、というのは気付いている、けれど、今はまだ「なんとかなる」と良い意味での開き直りを第一選択にすることができないでいる。