家から職場まではいろんな行き方がある。
徒歩、自転車、バス、電車、タクシー、その組み合わせも有り。
以前は自転車一択で、雨の日は電車ということが多かった。
多忙な部署に居た時は、つい気が大きくなってタクシーでご出勤、なんてこともあったっけ(をいをい)。←誤解の無いように補足すると、日々…ではなく、あくまで、雨でどうしようも無い時、という条件下。
社会復帰してからは、基本は徒歩通勤している。いくつか理由があって、復帰直後は運動不足で身体が鈍っている感が凄かったので、とにかく身体を動かす機会を増やそう、という目論見。
それと、引きこもって自転車にも乗らなかったので、通勤路の坂道がちょっとリスキー、というのもあった。自転車に乗って転ぶと、下手すりゃ前歯が折れる。
自転車に乗らない、となると、歩くかバスか電車か…なのだが、奇妙なことに、どれを選んでも所要時間は大して変わらない。それなら徒歩が一番エコ(エコロジカルかつエコノミカル)だ、という訳だ。
所要時間は片道40分程度。行きは登り坂、帰りは下りだ。
行きは登りということもあって結構必死なので、あまり考えごとはしない。むしろ、坂を上がることで頭がクリーンナップされていく。何も考えられない。
特にこの時期は、片手に扇風機持ちながら、少しでも汗を抑える為に、そろりそろりと移動する。
帰りは逆に下り坂なので、足取りも軽やかだ。勝手に足が前に出るので、自宅に着くまでの時間はちょっとした思索タイムになる。
それもツマラナイことを考えてる事が殆どなのだが…
車を運転しながら考えごとをするわけにはいかないので、どんな降らないことでもぼやっと想像できる30分は貴重な時間でもある。