フィンランドと言えば、多くの日本人にとって想起するのは「ムーミン、サウナ、サンタクロースのふるさと」くらいだろう。
で、少ないイメージで浮かんでくるのがこれくらいだから、本国に行けば何かしらの繋がりがあるのでは…と思っていたら。
ドンピシャである。
クリスマスにはサウナに入る!という、フィンランドならではの習慣があることが判明。
しかも、クリスマスイブの夕方までにサウナに入って、心身スッキリさせてクリスマスの日を迎える、っていいじゃないか。
なんとなく、日本の大晦日っぽい。
しかも、他の北欧の国(個人的にはアイスランドを思い出す)のように、フィンランドも妖精信仰があるんですなぁ。
神戸サウナのたもとに佇んでいるトントゥは妖精。トントゥが、人間がサウナに入った後、夜やってくるという言い伝えはフィンランドの人に広く受け入れられているようで。
なんだか座敷童、あとなんだっけ、家にやってくるどっちかといえばいい妖怪と、トントゥの存在は意外に近い。あるいは、お盆にやってくるご先祖様(霊)だって、いうならばそんなものではないのか?
あ、ムーミンもカバと思っている人多いけれど、カバじゃないんですよ妖精なんですよ…
そんなわけで、ムーミン(トントゥ)とサンタクロースとサウナがひとつの線で繋がってちょっとすっきりした。