サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル日記642日目(Prosit Neujahr:謹賀新年)

日が変わり、新しい年になった。

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3年連続、自宅で迎えるお正月である。

今までは、「年末年始は自宅以外で迎える」のが恒例で、かなりの確率で旅行中だった。

最後の海外で迎えた新年はアイスランドに行っていた。冬のヨーロッパは寒いし暗いし、観光するには向かない…のだが、それを逆手に取れるのがアイスランドの冬だ。12月末ごろだと、1日3時間ちょっとしか「昼」が無い、という極北の地なのだが、氷河の洞窟に入ったり、オーロラ鑑賞ができるのは冬の醍醐味。更に、アイスランドは火山の島国という日本との共通点もある。温泉が島内のそこかしこにあるし、人工ではあるけれど世界最大の「ブルーラグーン」というスパもあるので、行って損はしないところだと思う。

 

さて。2021年。本当に昨年から「新型コロナ」のことばかり言うのもいい加減いやになってきたけれど、数年経てば、「そういえばあの時コロナってのが流行ってねぇ」と笑って話せるようになるのだろうか。コロナの影響で、2021年の新年は公共交通機関が軒並み初詣用の終夜運転を取り止めた。あとは密対策だろうけれど、今までは元旦から初売りをやっていたようなデパートやファッションビルなんかも、大晦日は18時閉店、元旦は休業、2日から営業、とスタイルが変わっている。飲食をはじめとした一般の店舗も、今年は年末年始のお休みが長めの印象。

何だか、昭和の時代に戻ったような静けさのある1月1日だった。個人的には悪くない。だいたい、日本の国は働きすぎ、働かせすぎなのだ。昔からの言い回しで、「休みは盆暮れだけ」と言うのがあったけれど、いつの頃からか(恐らくバブルの頃じゃないだろうか)、その暮れも小売は休まなくなった。スーパーが元日から開いていることに驚き、同時にため息をつく日々だったけれど、今年は流石に元旦は休業しているスーパーもそれなりにあるのを昼間の散歩で目撃。いいじゃないか、大晦日、正月3が日くらいは休むのがスタンダードでも。めっちゃくちゃ金儲けが好きな香港の人だって、流石に旧正月は大抵のお店は閉まるのだから、そういうメリハリって大事だと思う。

 

個人的には2021年はどういう年になるのか、したいのか。

仕事面でどうこう、というのは、あまりここでは語らない。業種的には教育業界で、コロナ対策はコロナが流行っている限りはし続けなければいけないが、コロナのせいで仕事が無くなる、と言うことは基本は無い。逆にいえば、Withコロナ、ポストコロナの世の中の変化で大儲け、大浮上する仕事でも無い。社会インフラとして、(どういう状況になろうが)安定供給を要求される業界でもあるので、その対応につきあうことになるのだろう。

 

1.本を読む機会を作る、増やす

せっかく「ステイホーム」が尊重されるので、去年から引き続き、意識して「本を読む」ようにしたいと思っている。10代のころは電車通学の時間が長かったりして、割と本を買って読んでいたけれど、大学卒業後は電車通学のような一定の長い時間を取れなくなったこともあり、何となく読書から遠ざかっていた。もちろん、全く読んでいなかった訳ではないが、いわゆる「名作」を知らないのはやっぱり恥ずかしいし、人生勿体ない気がして。

冊数やジャンルに捉われず、とにかく「読もう」という気持ちは忘れずに持ち続けたい。

 

2.連用日記を継続する

昨年末にちらっと書いたけれど、5年ものの連用日記を買った。5年間、毎年「1月1日」について、同じページに書いていく。1ページ5年分だから、1日の書けるのはせいぜい5行程度。縛りは無いので、何を書いてもいい、のだが、この日々の記録の「点」が貯まって「線」になるときに、どういう効果になるのだろうか。とりあえず、目標は、「日記を失くさずに1年後まで書き続ける」こと。連用日記の達人によると、数日、数週間書かない日があってもいいらしい。大事なのは「やめないこと」のようだ。

 

3.健康度を上げる

職場の健康診断で「黄色」の項目が増えた。特に、血圧とか、血液検査の結果なので、自分では自覚しにくい。自らできることといったら、「栄養バランスよく食べる」とか「食べ過ぎない」とか「外食を控え目にする」とか「濃い味付け、塩分を控える」、更に「適度な運動」だろうか…

適度な運動については、職場への通勤を含めて1日1万歩をノルマにしている。食事はつい手を抜きそうになるので、今年はいろんなツールに頼って、外食頻度を減らすよう工夫していこう。お昼のデリバリーのお弁当も美味しいんだけど、回数減らそうかな…そうすればお財布にも優しいし…

 

他にも、ニュウヨーク出張を範囲広げるとか、渡航制限無くなったらフィンランドに行くとか、いろんな「野望」はあるけれど、それはノートにしたためつつ、明日からも地道に生きていこう。