サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル日記Ⅱ 119日目 サンギョー医に会う

恒例月1回のサンギョー医に会う日。

今の職場は産業医の常駐場所ではないので、面談の日だけは「総本山」に出向かないといけない。昨日の晩まで覚えていたのに、朝食の時は忘れていた。出かける前の時間になって、「あっそうだ今日は普通に出勤じゃなかった」と思い出した。

 サンギョー医の仕事は、職場の中でのパワハラとか業務過剰とか、そういったメンタルも含めた労働災害を未然に防ぎ、発生しているならば被害を最小限に食い止めることだ。

 今の自分の状況であれば、少なくともサンギョー医が介入せねばならない、という状況は無いのかもしれない。

 小国寡民で、コロナもあって変に立ち入った人間関係も無いので、それを良しとするのか。でもそれは結構危ういバランスで、不干渉、不介入は悪い方に転ぶと「放置」になる。2月末からバタバタと、急ごしらえで立ち上がった新規の案件がタケノコのように生えつつあり、今はなんとか面倒を見ているが、これが予期せぬ方向に成長していったら、という一抹の不安がある。

そんな状況をぽつりと話したら、「今回でいったん終わりにしようかと思っていたけれど、もう少し(面談を)続けた方がいいかなあ」と、サンギョー医先生の方から切り出された。

そうしてもらえるとありがたい。そもそも、しんどい時は助けを求める=予約を入れる、という行為さえ辛くてできないのだ。

 ルーティンであっても蜘蛛の糸が垂らされているのは、小心者にとっては非常にありがたい保険なのだ。