最近、朝起きるのがしんどい。朝が弱い、というのではなくて、「起動しない」というのが感覚的には近い。
平日は仕方が無いので目覚ましで目を覚まして、シャワーを浴びて朝ごはんを食べるところまでは何とかいく。その後すぐに仕事に行かないと、僅かなスキマ時間が生じるわけだが、このスキマ時間を上手く使うことができない。何をするのも億劫なのだ。
20分程度の時間があれば、ちょっとした部屋の片づけとか、朝ごはんの後の食器を食洗機に突っ込むとか、なにがしかの作業はできる。あるいは、楽器の練習とか勉強とか。ただ、朝が辛い時に勉強は一番無理だな、と体感している。まだ、何も考えずに僅かな身体を動かすことの方ができる可能性は上がる、かもしれない。
そこで、「これができればいいか」メニューをいくつか用意しておいて、その中から一つこなせればオッケー、というくらいのマインドでいくのが良さげだ、というのが最近の調子。昨日は楽器の練習をしてみる気になったので、音階だけを練習した。今日の朝は楽器の練習は無理そうだったので、違うことをやろうと思い立ち、そろばんの復習を選択。そういう行動を考えると、そろばんは「学習」ではなくて体験、訓練だ、というのがつくづく身に染みる。
