サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

354 なんだか不完全燃焼

土日は東京で研修会があった。記憶が曖昧になっていたが、毎年参加していると思っていたら、昨年は参加をすっ飛ばしていた。申し込みがいつも初夏で、去年のその頃は2回目の休職に突入した時期だったから、そういう事務作業的なことをする気力が無くなっていたのだろう。

 それは置いておいて、アフターコロナで初めての参集形式だった。例年であれば、この研修会でしか会わない人もたくさんいるので、勉強も楽しいがその後の懇親会がもっと楽しみ、という状態でもあった。しかし、今の自分には1日研修会で勉強したらそれだけで疲れ切ってしまって、もう人的交流のためのエネルギーは残っていない、と見越して、懇親会の参加はパスした。

 研修会の中身は、というと、いくつかのテーマに分かれて数十名でのグループ研修になっているのだが、そもそもなんでこのテーマを選んだんだろうな、思い出せない。ひょっとしたら、長年参加していて他のテーマは一通り齧ったから、という消去法的選択だったかもしれない。

 内容自体は興味深く、面白かったのだが、2日終わって、充実感はあるものの、発散した感じは無い。過去の研修会の時は、大抵パーッと晴れやかな気分で終わっていたのだが、今回はなんだろう…中に詰まったままで何かが溜め込まれている感じ。キャンプで言うならば、薪になかなか火がつかない、燃えていない状態…まさに「不完全燃焼」、あやしい有毒な気体が燻っているかもしれない状態だ。でも、そういう状態を経て次のモードに移行するのも、研修の効果なのかもしれない。