サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル日記98日目(お江戸、2日目)

一泊して、お江戸2日目。

まずはホテルに付いていた大浴場で朝風呂。温泉とかではないけれど、充分な広さ+露天風呂もあって、満足。

そう言えばここのホテル、訪日外国人のゲストが多い感じだったけど、ひょっとしたらこの大浴場も魅力になっているのかなぁ。

銭湯に行くにはちょっと敷居が高いけど、ホテル内の施設なら英語表記なんかもあるし、サイアク分からないことがあってもフロントの人に英語で聞けばいいから。

そんなこんな考えつつ、朝ごはんを食べに行く。歩いて行ける距離に朝からやっているベーカリーカフェがあったが、そこは億ションもほど近いエリア。

なんかこっちだと芦屋や苦楽園で感じるのと同じ雰囲気が漂う…

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いや、美味しいコーヒーとトーストで500円だから、決して高くは無いのだけど…

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トーストだけじゃニュウヨーク出張耐えられないかな、とマフィンもプラス。750円に。

食べ終わったら朝湯に出かける。(ホテルで入ったのでは?というツッコミは無しで。)

相葉がいたく気に入っている(私も好きだけど)高円寺の小杉湯に向かう。

ちなみに前回の出張記録はコチラ。

 

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前回の訪問は晩だったので、明るい中観るとここも屋根が立派〜。

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小杉湯は交代浴のメッカ。水風呂の温度設定も素晴らしく、熱湯(今日はビール湯)、ジェットバス、ぬる目のミルク風呂と、楽しみ満載。更に公衆浴場とは思えないレベルのシャンプーやボディーソープが置いてある。

何度でも訪れたくなるお風呂屋さんだ。

昼は実家の母および妹が都内に出てきてくれてランチを共に。

ちょうど7月だし、鰻を食べることにした。

鰻の串焼をいろいろ楽しみ、最後に丼で〆にした。やはり鰻は東京の方が好みだ。

(五反田に泊まっていたのに「にしむら」に行かなかったのは不覚…いいもん、またの機会に!)

食事の後、三度目の正直で森美術館に向かうが、やはり今日も凄い待ち人。一体何がどうなってこんな行列になっているのだろう。すごすごと退散し、南青山の「清水湯」で汗を流す。

清水湯の前回出張記録はコチラを参照されたい。

 

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清水湯は私は5月の半ばに詣でていたが、相棒は初訪問。気にいるだろうな、とは踏んでいたが、やはり予想通りとても気に入ったようだ。

かくして夕方、そろそろ帰路へということで五反田に帰りホテルに預けていた荷物をピックアップ。

帰る前に、気になるうどん屋が駅前にあったので思わず一杯流し込む。

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高架下にある小さいお店。

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立ち喰いスタイルだった!!

でもこのとり天とちくわ天の冷うどん、ハマる美味しさ!520円也。

帰りの飛行機はねずみ国からお帰りの人も多々。

神戸に着いて阪急に乗り換えるとようやく「ホーム」に戻ってきた、と安堵する。

2日で6湯。2日目は新規は無かったけれど、初日かなり頑張ったし、何より池上線沿線をぶらぶら歩くのが楽しいいい旅だった。

自宅に着いたらすぐに布団に潜り込んで爆睡。

サバイバル日記97日目(再び、お江戸に)

突如、東京行きを思い立った。

相棒の「ややデカい、面倒な仕事」が一段落したというのもあり、ちょっと気晴らしに…と、思い立ったのがニュウヨーク出張での東京行き。

今回はどこを攻めるか、と考えた結果、城南方面を訪問してみることにした。

城南。

あまり一般的な表現ではないかもしれないが、品川や大田区辺りを指すようだ。

具体的には東急大井町線東急池上線が走っているエリア。

今までの生活で全く縁がないところだけに、どんなところなのか見当もつかない。

ただ、今までの経験では、

武蔵小山と戸越銀座という壮大な商店街があるエリア

・よく行く「八つ目や にしむら」はこのエリアに属する(今回はいかないけど)

そして、ニュウヨーカーのバイブル(!?)、「東京銭湯お遍路ガイド」を見ると、確かに大田区からこの品川区にかけてはまだまだ銭湯がいっぱい残っている。

しかも、天然温泉のところもあるじゃないか。

これは行くっきゃないね。

そういうわけで、五反田に宿を定め、安い切符で一路東京へ。

今回はモノレールを使わず、京急で品川まで移動し、そこからJR山手線で2駅。

五反田のホテルにとりあえず荷物を預け、銭湯が開く時間まで渋谷などでウィンドーショッピング。

しかし…渋谷のスクランブル交差点、右見ても左見ても正面見ても液晶モニターが付いていて、あちらからもこちらからも大音量が。申し訳ないが、「騒音」で、それもかなりのレベル。信号待ちの間、耐えるのはかなりしんどかった。

他に、六本木の森美術館の展示を見ようと試みたが、すごい行列であえなく退散。

(昔のレアンドロ展とかでもこんなに並んでなかったけど…この爆発的な人気は何故だ⁈)

www.mori.art.museum

16時過ぎに五反田に戻り、さっそく東急池上線に乗ってニュウヨーク出張開始。

まずは「明神湯」さんから。

石川台、雪が谷大塚、御嶽山、どこから行っても同じくらいの距離にみえる。

雪が谷大塚からはバスがあるみたいだけど、我々は歩けそうなので石川台から歩くことにした。

 

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さっそくキングオブ銭湯の洗礼を受けた後、二軒目の「松の湯」さんへ移動。

ここも昭和なトラディショナル銭湯。

五反田の外れにあるのだが、オサレなマンション、いや、億ションの小脇に昭和銭湯があるとは、誰が想像するだろうか。

 

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夕飯を五反田駅近くの高架下にある「焼きとん」屋さんでいただき、少し煙くなった後、再びニュウヨーク出張に戻る。

3軒目は再び池上線に乗って荏原中延へ。

「富士見湯」さん。

ビル型銭湯ではあるけれど、檜風呂がある、というので、物珍しさに行ってみることにした。

 

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さすがに1日三湯もすりゃ充分か、と思いきや、そこから歩いていける距離にもう一軒!

戸越銀座温泉。

深夜まで営業しているらしいので、これはもう行くしかない。

終電の時間も気にせず、店に吸い込まれる我々。

 

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結局、一日四湯して大満足な東京出張1日目であった。

ニュウヨーク出張東京編18:戸越銀座温泉(品川区戸越)

夜も遅くなってきた。

昭和な素晴らしき銭湯2軒を訪ね、更に檜風呂やら北投石の恩恵にもあずかったから、もうええやろ、という気もするのだが、城南銭湯激戦区にあって、ここでやめるのは勿体ない。

なんせ、この辺りでは天然温泉も湧き出ているというではないか。

歩いて行ける距離にその天然温泉が楽しめる銭湯があるというので、「ついでに」寄ってしまおう、と、ニュウヨーク出張4軒目。

戸越銀座温泉を訪問。

結論から言うと、最後の最後に(今までとは違う)超・ド級キターーーーーーッ、って感じですな。

3軒目の「富士見湯」は、荏原中延と戸越銀座の中間にある。

そこから戸越銀座の商店街に向かって歩く。10分も歩けば商店街だ。

晩でもパラパラと人通りがある、昼ほどでは無いにしても、住宅街とは違う佇まいの商店街をしばし歩く。そしてちょこっと路地を入ったところに戸越銀座温泉はある。

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 この外観、銭湯ですか?

スーパー銭湯じゃないの?と思わせる外観。

むしろ、普通の銭湯が好きな人にはツマラナイ、と思うのかもしれないけれど、まあ我々地元に戻ったらおとめ塚もラブですから、そのノリで行ってみましょ…

 

入口で靴を脱ぎ、下駄箱のカギをフロントに。

あ、券売機があるけれど回数券の人は回数券をまんまフロントに出せばOK。

浴場は男女とも2階。階段が無理な人はエレベーターもあるみたいだ。

中に入ってビックリした。

「ホーム」のおとめ塚並に「すんごい」装備だ。

男女日替わりの浴場で、本当に「温泉」が楽しめる。温泉は黒湯で、ちょっとぬるっとした感じ。

今日は女湯が主浴槽:黒湯、露天風呂:軟水だった。

「黒湯で滑りやすいので注意してください」と張り紙がしてあるけれど、本当にゆっくり歩かないと滑る。足元不安な人は注意。(しかも暗めの証明なので尚更…ゆっくりしっかりご安全に)

脱衣所から浴場に入ると、カランが縦に並んでいる。かなり数があるけれど、土日ゴールデンタイムなんかは混みあうのでしょうね…

黒湯の温泉は浴槽がかなり広い。お湯は最初熱く感じるけれど、徐々に慣れてくる。42度強といったところか。

ジェットバスもあるので、寝っ転がって足の疲れを取る。

ちょっと位置は高めだけど、銭湯らしく、ナカジマさんのペンキ絵が見られる(ちょっと傷んできている)。山の絵があると、急に銭湯らしくなる。

カランから出てくる湯水は軟水なので、シャンプーや身体を洗うのも優しい感じ。

一通り済ませると、水風呂もあるではないか。(というか、サウナがあるから水風呂もあるよね)

ちょっと火照った体を冷まそうと水風呂に足を突っ込んでみたら、ここの水風呂は史上最強レベルの冷たさだった。

しかも、水が下からジャグジー状態でボコボコ湧いている。

水風呂入っている時って水が動くと冷たく感じるから静水がいいんだけどなぁ…キンキンの水が好きなグループにこの水風呂は愛されているのだろうか。

いや、私も慣れたら好きかもしれないのだが…つべた、と思いつつ暫く黒湯と水風呂を行ったり来たり。水風呂は割合広くて3人くらいは入れそう。

さらにここ、3階に露天風呂があるというではないか。階段を上がってみた。

いい雰囲気の露天風呂がある。かなりぬるい(40度くらい)ので、長湯派にはサイコーだ。ボーっとして、飽きたら外気浴。いい感じにイスも置いてある。

そんな感じで、1時間はあっという間に過ぎた。

 

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 後で気が付いたけど、奥に食堂もあるらしい。

もはやスーパー銭湯ではないか!

はぁ、西のおとめ塚、東の戸越銀座温泉。

ワンコインでここまでやるか、の超スーパーな銭湯。

地元だったら絶対常連化決定の素晴らしい風呂だった。

 

戸越銀座温泉

品川区戸越2-1-6

営業時間:15:00-25:00 ※日・祝は8:00-12:00も営業

定休日:金曜日

アクセス:東急池上線「戸越銀座」駅から徒歩約5分

サウナ:有り(別料金)

水風呂:有り

シャンプー石鹸:無し

桶:ケロリン東京サイズと同サイズのプラ黄色桶に、戸越銀座温泉オリジナルロゴが入っている

備考:脱衣所ロッカーは100円リターン式

店舗HP:http://togoshiginzaonsen.com/index.html

 

 

ニュウヨーク出張東京編17:富士見湯(品川区東中延)

さて、東京名物焼き豚をいただき、若干燻された我々。

時計を見ると21時過ぎ。

まだまだ銭湯は元気に稼働中。

ということで、3軒目行っちゃいましょう。

 

五反田から再び池上線に乗る。

どうでもいいけれど、池上線の改札は地上4階。

駅に隣接して小さなショッピングセンターがあり、そこがエスカレーターをつけてくれているけれど、閉店後は階段の利用を余儀なくされるみたいだ。

早く帰ってこないと、疲れそうだな(汗)

閑話休題

荏原中延という駅にやってきた。初めて降りる駅だ。

降り始めた雨の中、商店街を抜け、住宅街を歩いていく。目指すは「富士見湯」。

ビル型銭湯の1階で、暖簾がかかっていなければ存在感薄そうだな…。

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おそらくビル型に建て替えたときにフロント式にしたんでしょうね。

入り口すぐに券売機があるので、入場券やシャンプータオルが必要な人はここでチケットを買ってカウンターに出すことになる。

前半の2軒は外観から昭和・トラディショナル感醸しまくりの銭湯で、中も「まんま」だった。460円でタイムスリップできるわけだ。

そんな中、なぜこの「富士見湯」を?と思われるかもしれない。

実はここ、浴槽が面白いと思ったので実物を見たくてやってきた。

浴槽が二つあって、一つはデカい檜風呂だというので。

 

さて、実際に浴場を見てみると、ど真ん中に浴槽が2つ。手前、奥、と並んでいる。

左の壁のみにカランが並ぶ東京では珍しい配置。カランは両脇とも8個ずつくらいはあるんじゃないかしら。

 

気になる浴槽だが、手前は檜風呂、奥は人工温泉。人工温泉の内容だが、秋田から「奇跡の石」北投石を持ってきたらしい。この北投石、今はもう採掘が制限されていて持って帰れないらしい、「規制がかかる前に採掘してます」と書いてあった。

どうやら微量の放射能が出て、ちょっとラドン泉のような効能があるようだ。

(難病奇病も治す、とか書いてあったけれど、あんまりオカルトやマユツバ系に走るのは好きじゃないので、「健康によさげ」、ふんふん、というレベルの解釈にしておく)

結局22時過ぎまで風呂場にいたけれど、意外に客層は幅広く、いろんな年代の方がパラリパラリと遅い時間でもやってくる。レトロ銭湯だと早じまい、あるいは晩遅い時間だとガラガラ、お客0-1人、というところもざらなので、ここは実は流行っている方かもしれない。

 

 フロント式、かつ割とキレイ目なので若い世代も抵抗なく使えるのかな、と邪推してみたりもする。

ちなみにお湯は東京標準からしたら若干ぬる目かもしれない。

檜も北投石も42度くらいではないだろうか。

熱湯好きさんには物足りないかもしれない。

北投石側にはジェットも2か所付いていた。肩や腰にジェットを当てて、溜まった疲れをほぐしてからフィニッシュ、とすることにした。

着替えていい気分になっていざ帰還、と思ったら、こんな張り紙が…

一体どんなお客さんが来てしまったんだろう…

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富士見湯

品川区東中延1-3-8

営業時間 15:30ー23:30 ※最終入店23:15 (15分で入浴?できるの?)

定休日:月曜日

アクセス:東急池上線荏原中延」から徒歩5分くらい。「戸越銀座」からでも同じくらい

サウナ:無し

水風呂:無し

シャワー:左側に2つ有り

桶:ケロリンだったかな

備考:

脱衣ロッカーは100円式(100円硬貨が必要、使用後返却のやつ)

横にコインランドリー有り

店舗HP:http://www.fujimi-yu.com/annai/

ニュウヨーク出張東京編16:松の湯(品川区西五反田)

さて、一軒目の明神湯で既に強烈な昭和な洗礼を受けた我々。

もう充分に「Allways 三丁目の夕日」感を味わって帰りの暖簾を潜ったのだが、「ニュウヨーク出張」なら一軒で終わるわけにはいかない。

次の訪問先は、割と近くにある「松の湯」。

明神湯と同じような宮造り、昭和な銭湯である。

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明神湯を出た後、御嶽山駅まで歩いた。

そこから戸越銀座駅まで東急池上線に乗車。3両編成のかわいらしい電車だ。

ワンマン運行しているらしい。

 駅を降りた後、住宅街を歩く。

団地を過ぎるとハイソなマンション、いや億ション…。

しかし、それを過ぎ去るといきなりこの松の湯が現れる。

その落差たるや。

 

そして、破風屋根を潜ると、ついさっき出たばかりの風呂屋と見まごうレトロな作り。

ビミョーに違うが、なんとなく雰囲気はそっくり。

奥に浴槽3つ、真ん中は円形の浴槽。

人間洗濯機か?と期待するが、実際はジェットが4箇所に付いている関係で渦ができているようだった

ちなみにお湯は全部熱い(東京標準)。ぬる湯が好きな人は無理。

せっかくなので、ジェット風呂に我慢大会状態で入ってみたが、43度はあるだろう。

明神湯は薬湯という「逃げ場」があったけれど、ここ松の湯は逃れようがない。

ペンキ絵の下の店主の手書きの貼り紙も「水で埋めるのも程々に、他の人の迷惑にならぬよう」→常連さんは皆熱湯好みとみた…。

 

東京トラディショナルスタイル、カランが壁に対して縦に並ぶのは明神湯に同じ。

壁際ではなく、カランのたもとにイスが置かれる。

また、備付の桶は檜製。北区の稲荷湯と同じですな。

 

トラディショナル銭湯なので、壁のペンキ絵は一見の価値あり。ペンキ絵は今日訪問時は女湯は赤富士だった。

なお、常連のおばちゃんがマナーにうるさいので、浴場の扉は最後までしっかりと閉めましょう。

(私ちょっと閉め方が甘かったらバッチリチェックされていて、すかさず注意されましたわ…「我々(脱衣所にいる人)はいいけど、中に居る人が寒いんだよ」と…)

 

サウナ:無し

水風呂:無し

シャワー有り(これで水をかぶると熱さがしのげる)

桶:檜

 松の湯

品川区西五反田6-18-3

営業時間 15:30-24:00 ※日曜日は15:00から営業

定休日:月曜日

アクセス:東急目黒線「不動前」が近いらしい(徒歩7分程度、と)。

                 五反田駅からも歩けなくはない。

備考:泡タイプのリンスインシャンプーとボディソープが常備されている。

浴場組合作成のHP:http://www.shinagawa1010.jp/list/matsunoyu_a.html

 

ニュウヨーク出張東京編15:明神湯(大田区南雪谷)

今回、東京にニュウヨーク出張に行くなら、是非とも押さえておきたかった出張先が「明神湯」。

大田区雪谷、城南地区にあるキングオブ銭湯だ。

前回、GWに訪問した「稲荷湯」や「大黒湯」のような、宮造りの超超超ご立派な外観である。

もう、建物だけで文化遺産的価値アリアリだ。

 

ただ、こういう銭湯って、基本「駅前」には無い。

大抵、商店街の外れ、住宅街の真ん中に立地している。

この辺り、池上線や大井町線が走って電車の便は悪くないのだが、それでも駅から15分くらい歩く。

(こういう超お宝級の銭湯で「駅から15分」はフツウだ…)

どうやって行こうか悩んだが、google先生に従って、「石川台」駅で降りて歩くことにした。

駅前はのんびりした商店街が細く長く続いている。それもいい感じ。

商店街が途切れたあたりを右折し、川に沿って歩くと雪谷中学校。そこから近い。

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こういう堂々たる外観を見るだけでもありがたい。

なので、明るいうちに訪問したいのだ。

(ただ、明神湯、16時開店なので、特に冬場は時間帯が難しいよね)

 

映画「テルマエロマエ」は稲荷湯で撮影されたらしいけれど、その続編「テルマエロマエ2」のロケに使われたのが、ここ明神湯だそうで。

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浴場の作りや雰囲気が稲荷湯にそっくり。

ひょっとして、図面とか大工さんが同じなのか?というくらい、構図が似ている。

番台式なので、ここをくぐるとすぐに入口。

高ーい番台に座った女将さんが笑顔で迎えてくれる。

 

外観こそ凄いトラディショナルだけれど、中は白いタイルでピカピカ。

掃除もメンテナンスも行き届いていてとても綺麗。

また、白いタイルなので、風呂場がとても明るく見える。

天井は高い、一枚板の天井で、大阪や神戸ではなかなか味わえない開放感がある。

典型的な東京スタイルの浴場なので、手前に縦にカランが並び、奥の壁にくっつくように浴槽が据えられている。

左から、泡出てる浴槽、真ん中のノーマル浴槽、薬湯(ここが一番ぬるい)になっていたのだが…

左の2つは熱すぎて入れず。足をちょっと突っ込んだらビリビリする熱さ。多分44度くらいはあるだろう。

足をちょこっと浸して引っ込めたら、常連のおばちゃんに見られていて笑われた。

「無理して入らなくても、こっちのほうがぬるいよ」と教えてくれた一番右側の薬湯で42度くらい。

(常連さん曰く、「今日は総じて熱めだ」ったらしい)

サウナや水風呂は無い、銭湯の原型。

番台の女将さんが超親切で、「女湯は庭が無いから風通しがイマイチだけど、扇風機当たって涼んでくださいね〜」と、戸口も少し開けてくれた。神対応だ。

明神湯

大田区南雪谷5−14−7

営業時間 16:00-23:00

定休日:5、15、25日

             (日曜祝日の場合は翌日休)

アクセス:東急池上線「石川台」または「御嶽山」から歩いて15分くらい。「雪が谷大塚」からバス利用も可のようだが、賑やかな商店街を横目に見ながら行くほうが面白い。

サウナ:無し

水風呂:無し

シャンプー石鹸:無しなので持参を(番台でも買える)

桶:ケロリン(だったはず)

備考:隣にコインランドリー有り

HP:https://spa-tokyo.net/z-t-yuki-myojin/index.html

サバイバル日記96日目(出張支度を整える)

なんだか倦怠感がビッグウェーブで襲ってきたので笛道場を休んだ。

それにはもう一つ理由があり…

明日からの週末、再び大規模ニュウヨーク出張を目論んでいたから、出張準備を整えて明日つつがなく出発できるようにせねばならない。

勿論、どうしても体調が悪いままならば、キャンセルも致し方無しだが、その場合、既に支払った航空券代も殆ど返ってこない=勿体ない。

これは、「転地療養」「温泉療養」を、決行するしかないのだ。

旅支度は割と早い。いつも悩むのは洋服だが、今回はあまり悩まなかったので、ニュウヨーク出張セット(いつものシャンプー石鹸、タオル、マッサージローラー、折りたたみ湯桶)一式をドラムバッグに突っ込み、その他水筒やガイドブック、スタンプラリー帳を押し込んだら荷造り完了と相成った。

まあ、大都会なのでいざとなったら足りないものは買えばいい。

最近はそれくらいの気構えで出かけることにしている。

 

今回の旅で使う移動用のバッグ。The North Faceのダッフルバッグ、一番小さいサイズ。

蓋がガバッと開くので、大きなものも小さなものも出し入れしやすい。

容量が多いので、1泊2日、人によっては2泊3日でもこれでいけるかも。

ショップに行けば、黒以外にもいろんな色があるので、ほかの人ともかぶりにくい。